タイ国際航空、成田空港からの乗客クレームに説明。電動車椅子損傷トラブル。

タイ国際航空は、11月13日のTG643便で発生した乗客用電動車椅子に関するトラブルについて、事実関係を綿密に確認するとともに、必要に応じて適切な対応を検討すると発表した。

同社によると、当該乗客は成田空港で自己手荷物預けを利用した際、事前に特別な支援が必要であることを知らせていなかった。
このため、地上係員は航空安全規則に従い、輸送の適合性と安全性を確認するために電動車椅子のバッテリー種類を点検した。
作業前には乗客に説明し、同意を得たという。

点検は必要な部分のみのカバー開封にとどまり、配線やバッテリーには一切手を加えていない。
また、作業後はカバーを元の状態に戻した。
後に乗客が車椅子を使用できなくなったことが判明したが、乗客は旅行を続行。
地上係員は、事前にバンコク到着後のサポート体制を整える手配を行った。

タイ国際航空は、「すべての乗客への配慮と航空安全の基準を最優先にしており、本件について事実関係を綿密に確認し、必要に応じて追加対応を検討する」と述べている。

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