タイ・シラチャ、ロータス前で大規模ガス爆発。1名死亡、2名負傷。

12月20日午後11時30分ごろ、チョンブリー県シラチャで、排水管内でガス漏れによる爆発が発生し、負傷者と死亡者が出ているとの通報が警察に入った。

事故は、シラチャのスラサック地区(ムー5)にあるロータ スライクルアイ」前で発生しました。

現場の状況

現場では、爆発の衝撃により周囲のコンクリート舗装が大きく損壊していた。

排水管の入口付近では、35歳の男性作業員が重傷を負って倒れており、爆風を受け右脚が裂ける重い外傷を負っていた。
救助隊は応急処置を施し、病院へ搬送した。

一方、深さ約4メートルの排水管内から、30歳の男性作業員ティンナパット氏の遺体が発見された。

このほかに1人も負傷していることが確認された。

目撃者の証言

事故を目撃したショッピングモールの従業員によると、事故当時、溶接工4人が一緒に現場に来ており、それぞれ排水管のふたやグリーストラップ(油脂分離槽)の溶接作業を行っていたという。

死亡者と重傷者の2人は、事故が起きた排水管のふたを溶接中だった。

作業中に溶接の火花が排水管内に落下し、その直後に管内から強い爆風が噴き出したという。

この爆発により、死亡した作業員は排水管内に転落し、重傷者は外へ吹き飛ばされたとみられている。

当局の初期見解

当局は現場周辺を封鎖し、初期調査を実施。

ショッピングモールの排水管内に可燃性ガスが滞留または漏出していた可能性があるとみている。

今後、事故原因について詳細な調査を行い、最終的な結論を出す方針としている。

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