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タイ警察、パタヤで違法電子タバコ工場を摘発。中国人男性を逮捕。
- 2025/12/21
- 事件(タイローカル)

タイ警察は、パタヤの海沿いの賃貸住宅を捜索し、中国国籍の男性を逮捕した。
この家では、価値1,000万バーツを超える違法電子タバコの大規模な製造・販売が行われており、麻酔薬の可能性がある白い粉も発見された。
経済犯罪課は、電子タバコとベイプポッドが個人や外国人観光客向けに大量に販売され、オンラインでも流通しているとの情報を受け、12月20日に捜索を実施した。
監視の結果、頻繁にピックアップトラックが出入りしていることが判明したため、パタヤ地方裁判所から捜索令状を取得した。
逮捕されたのは、パタヤのノーンプルー地区の住宅にいた36歳のZhang容疑者。
捜索で押収されたのは、すぐに使用可能なベイプポッド約5,000個、空カートリッジ約15,000個、ベイプコイル18,000個、電子タバコ本体300台、液体約85ガロン。
また、白く濁った粉と透明な粉11袋、総重量3.8kg以上も発見された。
さらに、製造・梱包用の器具や部品、数万個のキャップ、包装資材、真空シーラー、加熱器具、デジタル秤、ビーカー、チューブ、化学溶剤も押収された。
張容疑者は、知人の中国人に雇われ、住宅を管理し指示通りに電子タバコを配達していたと供述。
月4万バーツの報酬を受け取っていたが、違法であることは知らなかったと主張し、生産には関与していないと述べた。
知人は、約1週間前に中国に帰国したという。
警察は容疑者に対し、税関手続きを回避して販売・運搬された物品の隠匿・販売・運搬への関与、並びに安全規則に従わない事業運営の容疑で立件した。
現在も捜査は続行中で、逃亡中とされる組織の首謀者の特定・行方確認が行われている。







































