タイ中央銀行、50、100バーツの新ポリマー紙幣を発行。偽造防止と利便性が大幅向上。

タイ銀行は11月21日より新たな50バーツ紙幣と100バーツのポリマー紙幣の使用を開始したと発表した。
一般市民は、全国の商業銀行および政府系金融機関で引き出しが可能となっている。

また、どちらの額面のポリマー紙幣も自動販売機で使用できるとのこと。
なお、現在流通している従来の紙製の50バーツ・100バーツ紙幣も引き続き通常どおり使用可能だ。

新ポリマー紙幣

新しい50バーツ・100バーツのポリマー紙幣は、基本的なデザインは従来の紙幣と同じだが、最新技術による高度な偽造防止機能が導入されているという。

とくに従来の紙幣より分かりやすい特徴として、以下のようなものが上げられている。

・両面から見透かせる透明ウィンドウ(透明窓)がある
・透明窓部分には額面を示すエンボス加工(凹凸)が施されている
・傾けると色が変化する特殊インクを使用している

さらに、視覚障がい者向けの識別補助として、

額面を示す点字(ブレイル)風の凹凸記号
紙幣両端にある斜めの隆起線(エンボスライン)

が追加され、触覚で判別しやすくなっている。

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