日本当局が不法滞在者の取締まりを開始。長野でタイ人19名を逮捕。12歳人身売買事件の捜査も拡大。

日本は「違法滞在者を一掃する」という新方針を本格的に実施し、最初の大規模な摘発として、長野県で不法に滞在していたタイ人19人が逮捕された。
主犯とみられるのは、73歳のタイ人女性だという。

11月14日、長野県須坂市で警察が「不法滞在者の隠れ家」とされる場所を急襲し、19人を不法滞在や不法滞在幇助の疑いで逮捕した。
捜査によると、73歳の女は、ビザが2022年5月から切れていた37歳のタイ人女性が不法滞在していると知りながら宿泊場所を提供していた。

逮捕された19人のうち、8人のタイ人女性(26〜52歳)が不法滞在者で、さらに21〜46歳の男女10人も関連容疑で調べを受けている。
全員が出入国管理及び難民認定法違反に問われている。

一方、東京警視庁は、12歳の少女が人身売買され、タイ古式マッサージ店で働かされていた事件の捜査を拡大。
労働法違反の疑いで複数の関連施設を家宅捜索した。

日本メディアによると、この事件に関し、捜査状況を追うために渡日していたタッチャイ警察大将は、その後台湾へ渡航し、すでに拘束されている少女の母親の引き渡し協議を進めているという。

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