タイ世論調査、国民の多くが選挙を行う準備が整っている。期待している政党は国民党!

スアン・ドゥシット大学の調査によると、来年の選挙に向けて大多数の有権者が投票の準備ができており、野党の国民党が最も選挙に向けた準備が整っているという結果がでています。

この調査は全国で1,174人を対象に、2025年11月4日から7日にかけて実施されました。

・投票準備の状況について尋ねたところ、回答者は以下の通り答えました。

56.81%:かなり準備できている
26.58%:十分準備できている
13.80%:あまり準備できていない
2.81%:まったく準備できていない

・次に、どの政党が選挙に最も準備が整っていると思うか尋ねたところ、以下の結果となりました。

18.99%:国民党
16.87%:プムチャイタイ党
15.25%:タイ貢献党
13.97%:クラータム党(พรรคกล้าธรรม)
9.54%:民主党
25.38%:その他の政党(各政党は5%未満の支持)

・来たる選挙に対する意識(複数回答可)については、次のように回答されています。

53.15%:過去のような政治的対立を懸念している
43.44%:公平なルールと公正な選挙を望む
36.29%:選挙が前向きな変化をもたらすと考える
30.41%:政党や候補者の準備が整っている
28.11%:選挙日程や投票形式を見守っている

・政党にどのように選挙準備を進めてほしいか(複数回答可)については、次の回答が得られました。

56.39%:選挙後も専門チームを組み、真剣に取り組むこと
50.43%:国民の課題に有効に対応できる明確な政策を提示すること
47.36%:選挙予算の透明性を確保すること
46.25%:国民の意見を聞き、政策を修正すること
40.29%:選挙後も有権者を定期的に訪問すること

この調査結果から、来年の選挙に向けて有権者の関心と期待が高まっており、特に国民党への準備状況に対する評価が目立っていることがわかります。

ただこれが実際に選挙が始まってしまうと、選挙や政治に興味のない地方の一定数の人々が、お金になびいてしまうのよなあ。
それを何とか乗り越え、今度こそこれまで一度も実現されなかった、国民に寄り添った政治を行う政党に政権を取ってもらいたいものです。

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