刑務所から犯罪指示。パタヤとプーケットで麻薬密売組織の一斉摘発。宅配便で自宅へ直送。

11月8日、タイ警察特捜局の特別捜査チームがチョンブリー県で2か所、プーケット県で5か所、計7か所を一斉捜索し、
南部の大規模麻薬組織「ジョー・ホンサイソーン」ネットワークの摘発に成功しました。

その結果、逮捕されたのは、以下の2名です。

・オーンジラー容疑者(女性):首謀者ジョーの恋人。パタヤ市内のアパートで逮捕。
・プーワナート容疑者(男性):同県シラチャのコンドミニアムで逮捕。

両名はプーケット地方裁判所の逮捕状に基づき、「麻薬第1種の共同販売」および「資金洗浄の共謀」の容疑で拘束されました。

また、刑務所内に収監中のジョー・ホーンサイトーン(本名パカワット容疑者)とジェサダー容疑者の2名についても、
新たな証拠に基づき追加起訴が行われます。

警察は関係者の住居から、麻薬取引や資金の流れに関する重要証拠品を多数押収しました。

操作のきっかけ

今回の摘発は、プーケット市内で末端の麻薬ディーラー1人を逮捕したことから始まりました。
その際、押収されたのは、覚醒剤(アイス)6.9キログラム、ヤーバー(錠剤型覚醒剤)20万錠で、これらは民間配送会社を通じて顧客に送られる予定でした。

捜査を拡大した結果、この麻薬が「ジョー・ホンサイソーン」組織の流通品であることが判明します。
ジョーは、南部の刑務所で服役中ながらも組織を指揮していたとされています。

今後の対応

警察は証拠をもとに計5名に対する逮捕状を請求し、今回の逮捕に至りました。
容疑者らは現在も関与を否定していますが、警察はさらなる資金ルートや関係者の特定を進める方針です。

捜査後、容疑者はプーケット市警察署へ移送され、取り調べが続けられています。

 

タイの刑務所では、金さえあれば携帯も使用できると言われています。
金さえあれば刑務所でも快適に、犯罪すら指揮できるということです。
タイ貢献党の闇のフィクサーも、汚職で集めた金で快適な刑務所ライフをすごしているのでしょうか。

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