【タイのリアル】17歳少女が一家10人を支える! 日給300B のうち200B をせしめる薬中の毒親。
- 2025/11/7
- 仰天ニュース

11月7日、子どもと女性支援で知られる「パウィナー・ホンサクン基金」(ปวีณาหงสกุลฯ)の代表パウィナー氏は、タイ警察、社会開発省の担当者らと共に、パトゥムターニー県内にある粗末な小屋に暮らす一家を訪れました。
市民から「母親が薬物とオンライン賭博に溺れ、子どもたちが危険な生活を送っている」との通報があったためです。
この一家では、9人きょうだいのうち2番目である17歳の少女エームが、7~15歳の弟妹7人と母親、祖母を含む10人全員を支えています。
母親は覚醒剤中毒で仕事をせず、オンライン賭博にのめり込み、子どもたちを利用して薬の運搬をさせたり、SNS上で詐欺行為を働いているのだという。
エームは小学5年で中退し、14歳から働き始めました。
現在は清掃員として日給300バーツを稼ぎますが、母親に200バーツを取り上げられるため、残り100バーツで弟妹たちの食事を賄っています。
家には電気が通らず、雨風をしのぐ程度の掘っ立て小屋で、7歳の障がいのある末弟は不衛生な床の上で寝かされ、ほとんど世話を受けていない状態でした。
警察が調べたところ、家からは覚醒剤の吸引器具が見つかり、母親の尿検査では陽性反応が出ています。
母親は「今朝も薬を使った」と認め、覚醒剤使用容疑で逮捕・更生施設へ送致されています。
祖母も警察で事情聴取を受けています。
パウィナー氏は「この母親は若い頃から薬物と賭博に依存し、子どもを薬の運び屋に使っていた。子どもたちは極めて危険な状況にある」と述べ、基金と警察、教育省、社会開発省が協力して7人の子どもを保護し、寮付きの学校に入学させる方針を示しています。
また警察は、薬物の供給ルートを追跡し、子どもを利用する犯罪組織の摘発を進めるとしています。
パウィナー氏は「麻薬が子どもにまで浸透している。国の未来のため、地域の目で守ってほしい」と呼びかけ、児童保護の緊急通報先として電話番号1134などに連絡するよう案内しています。

今回の件もようやくと言った感じです。
タイは薬物に関して寛容なので、このように子供にまで影響しています。
地域も腐っています。
パウィナー財団だけでは、とても手が回らないほどです。
我々にできること、それはまず「知ること」だと思います。






































