パタヤ方面のモーターウェイで多重衝突事故。３名死亡５名重軽傷。交通整理の女性も犠牲に。

10月30日未明、バンコク～パタヤ方面行きのモーターウェイ７号線で、５台が衝突する大規模な多重衝突事故が発生し、３名が死亡、５名人が負傷しました。

事故は午前2時30分ごろ、シラチャー郡バーンプラ地区で発生。
現場では５台の車両が激しく衝突・損壊した状態で見つかりました。

負傷者は男女５名で、さらに３名の死亡が確認されました。

・ジラワディーさん（22）：事故後、善意で交通整理を行っていた女性
・ファヌさん（42）：カムリの運転手で、中央分離帯付近で死亡
・ヨン・キ・ヨンさん（43）：韓国人観光客で、カムリ車内で死亡

調査によると、最初に１台のセダンがヒノトラックに追突したのが発端でした。

ジラワディーさんは事故を目撃し、他の車両に注意を促すために車外に出て手を振っていましたが、高速で走行してきた後続車が減速できず、次々と衝突し、多重事故となったとみられます。

死亡したファヌさんは、友人のヨンさんを迎えるためにパタヤからスワンナプーム空港へ向かっており、帰路の途中で事故に遭ったとのことです。

一方、トヨタ車を運転していた**モントリーさん（42）は、バンコクでの葬儀帰りで時速100km以上で走行中、「事故の警告や停止車両を全く見えなかった」と証言しています。

「ブレーキを踏んだ瞬間、すべてが真っ暗になった」と、混乱した様子で語りました。

高速警察は、現場検証と関係者の聴取を進め、速度・視界などの要因を含めた事故原因の特定を行う方針とのことです。