タイのヤードム「ホンタイ」無許可工場で生産! 2拠点の工場に閉鎖命令!

タイは有名企業でも、実態はずさんなものです。

10月30日、消費者保護警察と食品医薬品局(FDA)が合同で、バンコクとサムットサコーン県の「ホンタイ(หงส์ไทย)」ブランド吸入薬工場に立ち入り調査を行いました。

先日、FDAの検査で「ホンタイ吸入薬第2配合」から微生物汚染が発見されたことを受けての本格的な捜査となります。

調査の結果、同企業はバンコク・バーンケー区の1工場のみ許可を取得していましたが、他に少なくとも3カ所で無許可製造を行っていたことが判明しました。(現在、内2拠点に閉鎖命令)

これらはすべて「違法工場」とされ、約240万点(総額1億バーツ超)の製品が押収されました。

企業はハーブ製品法(2019年)違反に問われ、最長10年の懲役または100万バーツ以下の罰金が科される可能性があります。

FDAによると、許可申請は短期間で可能だったにもかかわらず、同社は設立以来、正式な申請をしていなかったとのこと。

会社側は「新工場は建設済みだが、まだ許可申請をしていない」と説明しています。
(説明になっていない)

今後、FDA・公衆衛生局・消費者保護警察が協力し、全国の販売店でホンタイ製品の回収を行うほか、全国のハーブ製造業者の登録状況と許可の有無を一斉点検するとしています。

先ずは全員正座!

 

逆に当局が今まで、何の検査もしていなかったことがバレてしまいましたね。
タイの生産の現場は、こういったところ(品質管理の現場任せ。当局ノーチェック)が多いので、特に食品に関しては非常に恐ろしいものがあります。

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