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バンコク、「ロリコン観光客」に有名なホテルで、未成年を斡旋の夫婦を逮捕! 名門大法学部出身!
- 2025/10/28
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10月28日、警察庁人身取引防止課らが、バンコク・バーンケー地区にあるホテルを急襲し、経営者であるウィット(58)と妻のブーム(37)を逮捕しました。
2人は、以下の容疑で拘束されています。
・児童売春を目的とした人身取引への共同関与
・児童売春の仲介 など。
押収品は、緊急避妊薬4箱、膣用錠剤1箱、妊娠検査薬6箱、コンドーム9箱、収支帳2冊、銀行通帳1冊、携帯電話2台、土地権利証書2通などが上げられています。
事件の発端は、バーンラック警察署が、あるFacebookページを発見したことに始まりました。
このページには「18歳未満の少女を1回1,500バーツであっせん可能」との投稿があり、このにより警察がおとり捜査を実施しました。
指定されたバンコク市内のホテルに赴くと、実際に15歳の少女が売春のために派遣されてきたため、警察は現場でページ管理者(男女)を逮捕し、ホテルに来た少女を保護しました。

その後、捜査情報を人身取引防止課へ引き継ぎ、捜査を拡大します。
被害者の15歳少女が証言したところによると、以前はバーンケー地区のホテルで売春を強要されていたと供述していました。
ホテルの経営者はウィットとブームの夫婦で、彼らが少女を誘い込み、売春を強制していたといいます。
このホテルでは、18歳未満の少女数名が勤務しており、客への請求は以下のように分けられていたと話します。
・部屋代 540バーツ
・性サービス代 950バーツ(2時間)
・少女の取り分 1,200バーツ
合計 2,150バーツ。
警察は証拠を集め、裁判所から逮捕状を取得し、この度逮捕となりました。
逮捕時には、16歳の少女も新たに保護されています。

捜査の過程で、被害者の一人であるAさん(仮名)は、次のように証言しています。
「14歳のときに家出をして、このホテルに泊まりに来たのですが、お金がなくて部屋代を払えませんでした。
するとウィットおじさんが親しげに話しかけてきて、“仕事を紹介してあげる”と言われました。
最初は“お酒を注ぐだけの仕事”と説明されましたが、実際には客が性的行為を迫ってきました。
拒否するとウィットに怒鳴られ、無理やり客と関係を持たされました。
しかも、働いた分の報酬も支払われませんでした。」
その後、妻のブームも同様の手口で少女をだまし、ホテル宿泊客相手に売春をさせ、報酬から200バーツを天引きしていたといいます。
捜査の結果、ウィット容疑者は名門大学の法学部を卒業しており、会社勤めを辞めた後、妻とともにホテル経営に乗り出したことが判明しました。
このホテルは、ロリコン観光客の間で「よく知られた場所」として知られていたといいます。
なお、本件について両容疑者は容疑を全面的に否認しており、警察は人身取引防止課第1課の捜査官に身柄を引き渡し、法に基づいて捜査を進めています。






































