プーケット県内の複数の自治体、ロイクラトン祭の開催中止を発表。地域により決行と中止が混在。

10月27日、プーケット県内のいくつかの自治体は、シリキット王太后の崩御に伴い、2025年のロイクラトン祭(灯籠流し祭)の開催を中止すると発表しました。
追悼と深い感謝の意を表すための措置となります。

◆各自治体の対応概要

・プーケット市
 市主催のロイクラトン祭は中止。ただし、例年通り人々が灯籠を流せるよう、市内の「ラマ9世公園前の池」を開放。

・ウィチット町
 イベントや娯楽行事をすべて中止。代わりに、伝統行事としての灯籠流しができるよう、ボーレー地区の会場を提供。

・カトゥー市
 今年の祭典を全面的に中止し、追悼行事のみに切り替え。

・チャローン町
 11月3〜5日に予定していた催し(コンテストや舞台公演など)をすべて取りやめ、ワット・ラッティワナラーム寺院での灯籠流しのみ実施。

・パークロック町
 「自然を愛する昔ながらのロイクラトン」テーマの行事を中止。市民が個別に灯籠を流せるよう場所を整備。参加者には、地味で礼を重んじた服装を呼びかけ。

・シースントーン町
 祭りの形式を変更し、灯籠流しの場所のみ設ける。パレード、舞台、料理実演、コンテスト、露店などの娯楽要素はすべて中止。舞台では追悼式典を実施。

・ラワイ町
 ロイクラトン祭そのものを中止し、追悼行事に専念。

これらの決定は、全国的な喪の期間に配慮し、王太后への崇高な敬意を示すものとされています。

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