タイ・バンコクで3週間にわたり撮影された映画『（LOVE SONG）』のメイキング映像「Diary of 『（LOVE SONG）』」後編が公開された。

森崎ウィン（ソウタ役）と向井康二（カイ役）が各地で撮影に挑む姿を追った映像では、酔ったソウタがカイに甘える無防備な瞬間や、肩を抱いて歩く穏やかな場面など、2人の繊細な関係性が映し出されている。
一方で、雨の中をバイクで疾走し、別れに涙するカイの姿も印象的だ。充実した現場の空気と、2人の真摯な演技が凝縮された映像となっている。

森崎は「自分の成長を実感しながら進められた作品」と語り、向井も「ウィンくんとの代表作になれば嬉しい」と笑顔を見せた。
森崎はタイでの日々を振り返り、「大きな家族ができた感覚。大きな愛で包まれて挑むことができました」と感謝を述べ、向井も「観る人それぞれが違う感情で映画館を出ていく、そんな作品になれば」と期待を込めた。

タイで初めて撮影に臨んだ及川光博は、「驚きや感情の揺らぎをリアルに演技に込められた。生涯忘れられない経験」とコメント。彼と恋心を通わせるサン役のミーンも「早く完成した映画が観たい。タイの美しい風景も楽しんでほしい」と語る。

ライブシーンに向けて、ホテルで夜遅くまで練習を重ねた向井と藤原大祐。
仲間たちと奏でる音楽は、ソウタとカイの恋をそっと後押しする重要な要素となっている。森崎は「向井くんの生歌を聴いた瞬間、胸を打たれました」と語り、向井も「ウィンくんはすっとソウタに入り込む」と互いを称え合った。

キスシーンでは、向井が「こういう角度でいきたい」と何度も試行錯誤。撮影後、映像を確認していた森崎が「カイの腕と二人の頭、ハートの形に見えない？！」と気づき、偶然生まれた“奇跡のハート”ショットに現場は笑顔に包まれた。

クランクアップは日本で迎えた。向井は「大好きなタイで仕事ができて嬉しい。この作品は僕らにとって本当に大切な一本です。コップンクラップ！」と感謝を伝え、森崎も「人生を変える作品になりました。すべてを出し切りました！」と力強く語った。

撮影現場は和やかで温かい雰囲気に満ちており、チャンプ監督も「長い時間を共にした結果、まるで大きな家族のような絆が生まれました。この映画を誇りに思います」と振り返る。“奇跡のハート”が生まれたのは、偶然ではなく必然だったのかもしれない。

“両片想い”のときめきが詰まった『（LOVE SONG）』は、10月31日（金）より全国ロードショー。

©2025『（LOVE SONG）』製作委員会
配給：KADOKAWA

https://youtu.be/z8_Pb6LL_XQ?si=CJkjF_qIPRcc3Oll