バンコク「スカイウォークで子供が物乞い!」SNSが告発。役人「彼らは演奏者だ」は?

セントラルワールドに行った際、多くの人が疑問を持ち、目をつむって来たのではないでしょうか。

10月17日、バンコクのルンピニー警察署は、ラーチャプラソン交差点のスカイウォークで、楽器演奏をしていた3人の児童・生徒を保護し、社会開発・人間安全保障省と連携して支援を行うと発表しました。

この3人は、楽器演奏で募金箱を置いていたことから、通行人に「物乞いではないか」と誤解されたことが発端でした。

発端と捜査経緯

警察は、有名なSNSの告発ページに投稿されたことがきっかけでした。

その写真には、学生服姿の少年が笛を吹き、募金箱を前に演奏している姿が写っていました。

現場は、BTSチットロム駅からセントラルワールドなどに繋がるスカイウォークの連絡通路で、観光客や通行人が多く集まる場所でした。

防犯ネットワークから情報提供があり、10月12日と16日に巡回中の警官が3人の児童・生徒を発見しました。

彼らは演奏をしながら募金を募っていたため、ルンピニー署に連行されました。

保護された3人の子どもたち

保護された3人は、A君(16歳)、Bちゃん(10歳)C君(13歳)。

3人は兄弟または親族関係で、いずれもバンコクで祖父母と生活しており、学費を稼ぐため音楽演奏をしていたと説明しています。

祖父はタクシー運転手として働いているといいます。

警察は3人をバンコク児童・家庭保護センターへ引き渡し、正式な保護手続きを取っています。

市と関係機関の対応

その後、警察・社会福祉局・区役所が合同で会議を開き、子どもたちの活動を「物乞いではなく、才能の表現」として評価します。(?!)

公共の場で安全に演奏できる場所を提供する方針が決定されました。

現在、サイアムスクエアワン前とセントラルワールド前広場が演奏可能な「許可エリア」とされており、今後さらに拡大が検討されています。

区役所が3日ごとに許可証を発行し、正式な登録を行う仕組みも整備される予定とのことです。

今後の方向性

バンコク都は、芸術や音楽に秀でた子どもたちが合法的かつ安全に表現活動を行える“創造的空間”を拡大する計画を進めています。

これにより、児童の不適切な路上行為や物乞い問題の根本的解決を目指すのだというのです。

いや、どうみてもこれはただの物乞いでしょう。
役所が事の本質をすり替えているにすぎません!
3人の子どもたちも言っています「学費を稼ぐために(仕方なく)やっている」と。
年端も行かぬ子が、「将来的に楽器で生計が建てられるようになることが夢です」と言っていますか?
半ば強制的に、仕方なくやっているに他なりません。
その様な状況を政府の役人が助長させるなど、もはや開いた口が塞がりません。
そもそも、学業に専念すべき未成年者に就労活動に酷使させてはいけません。
ただただ楽器演奏のスペシャリストなりたのであれば、募金など必要ないでしょう。
明らかにお金のためにやっているのです。

このスカイウォークには新型コロナ過よりずっと以前から、子供たちが長時間にわたって強制的に地べたに座らせられ、笛など吹くのは一瞬、ほとんどはスマホを見ながら時間をつぶしたりして、お金を落としてもらうことを待っているのです。
そんなのだれが見ても明々白々です。
多くの人が目にしているはずです。
事の本質に目を背けてはいけません! また政府の役人に騙されてはいけません。

超少子高齢化が叫ばれるタイで、子供が行き場を失っていることを忘れてはいけません。

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