役を超えた“ソウタとカイ”の空気感
チャンプ監督が紡ぐ“両片想い”の世界、その舞台裏に迫るメイキング映像が公開！

撮影の合間でも、まるで“ソウタとカイ”そのままのように自然に寄り添う森崎ウィンと向井康二。
マッサージ店でのひざ枕やブランコでのバックハグなど、本編の延長線のようなオフショットを収めたメイキング映像がついに解禁された。

クランクイン直後、森崎は「気候もそうですが、作品が始まった熱気や情熱も感じて、まさに今は“アツい”という一言！」と意気込みを語り、向井も「タイです。来ました！もう（映像の）色味が違うでしょ」と高揚気味。
さらに「僕にとってタイは特別な場所。（タイ人の）おかんも喜んでいるし」と、生まれ故郷への思いを明かした。

映像には、“ミッチー”こと及川光博が「人生初のタイなので刺激的ですね」とメイキングカメラに語る姿や、女装姿でクランクインしたミーン・ピーラウィット・アッタチットサターポーンのキュートな瞬間、緊張感漂うチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督の姿も。
さらに、逢見亮太がメイキングカメラを“彼女目線”で撮るという遊び心も見どころだ。

撮影現場では、チャンプ監督の演出が通訳を介して進む場面も多く、当初は戸惑いもあったという森崎と向井。
しかし、互いにしっかり話し合い、積極的なコミュニケーションを重ねることで信頼関係を築いた。
監督は「日本の俳優の方々は本当に素晴らしい。誠実に向き合ってくれました」と賛辞を贈る。

森崎は「一人の時は言えなかったセリフが、コウちゃん（向井）が来ると自然に出てきた。不思議な感覚だった」と振り返り、向井も「（カイを演じるなら）ウィンくんじゃないとできなかった」と相思相愛のコメント。
チャンプ監督も「まるでソウタとカイに本当に会っているようだった」と満足げに語り、キャスティングの完璧さを称えた。

エピソードも豊富。
ナイトマーケットのデートシーンでは、屋台の“虫料理”を“あ〜ん”で食べさせ合うテイクに挑戦。
実はチャンプ監督自身は虫を食べたことがなく、片言の日本語で「オイシイデス」と励ます場面も。
撮影後には向井が“逆あ〜ん”で監督にお返しし、初めての味に監督が思わず「sorry, sorry」と笑いながら謝るなど、現場は笑いに包まれた。

本作で日本映画デビューを果たしたチャンプ監督は「誇らしく、嬉しく思っています」とコメント。
タイでの3週間を含む撮影では、テストを行わず俳優の自然な演技を捉える独自のスタイルで臨んだ。
柔軟な現場の空気と、W主演のふたりがオフでも醸し出す“親密な空気感”。

そのすべてが詰まったメイキング映像が語る、“両片想い”のときめきに満ちた『（LOVE SONG）』は、10月31日（金）より全国で封切りです。

©2025『（LOVE SONG）』製作委員会