【タイは危険】中国人女性がバンコク・スワンナプーム空港から謎の失踪。後日家族へ身代金要求が…。

まだまだ、バンコクは危険な街のようです。

香港メディアの報道によりますと、中国江西省出身のXu Yatingさん(25歳)が9月18日にタイ・バンコクで行方不明となっています。

彼女は短期の翻訳業務のためにタイを訪れましたが、9日後、家族のもとにWeChat経由で身代金を要求する脅迫メッセージが届いたといいます。

行方不明になる前の経緯

・Xu Yatingさんは、山東省の貿易会社に勤務し、英語に堪能。
・有給休暇を取得してタイへ渡航、往復航空券も所持していた。
・スワンナプーム国際空港の監視カメラには、黄色と緑のタクシーに乗る姿が映っていたが、

 運転手が言う「目的地のホテル」にチェックインした記録は確認されていない。

家族に届いた脅迫メッセージ

その後の9月27日、母親のWeChatに匿名の送信者から次のメッセージが届きます。

「家族は3万SDT(約110万バーツ)を10月5日までに送金せよ。期限を過ぎたら“自分で責任を取れ”。」

さらに送信者はこう付け加えています。
「業界のルールだ。金を受け取れば、必ず解放する。」

容疑者と手がかり

家族によると、容疑者はWeChatで「A Bing」という名を使う男性の可能性が高いと言います。

この男は2月ごろからXu Yatingさんに連絡を取り、「アジア・パシフィック・グループ(HR)」という架空会社を名乗って海外就労を勧誘していた。

調査の結果、この会社は東南アジアで活動する人身詐欺グループであることが判明しています。

国際的な捜査状況

・タイ警察はタクシー運転手から事情聴取を行い、「ホテルまで送った」との証言を得たが、宿泊記録はなし。
・中国・福州の公安当局も事件を把握し、タイ警察と合同で捜査を開始。
・情報はすでに国際犯罪捜査機関へ共有され、捜査が進められている。

香港メディアの見解

香港メディアはこの事件について、「東南アジアで拡大する“外国人労働詐欺ネットワーク”の危険性を浮き彫りにしている」と指摘しています。

偽の海外就職をエサに、被害者を誘拐して暗号資産(クリプト通貨)で身代金を要求する手口が横行しているといいます。

現在の状況

・Xu Yatingさんの所在は依然として不明。
・家族は新たな連絡を受けておらず、犯人の足取りもつかめていない

銀行よりも、暗号資産の方を取り締まったの方がよいのでは?
犯罪に利用される確率は圧倒的に高いかと。

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