タイ東北部、14歳少年を助けようとした親族3人、水田で溺死。1少年は無事救出!

10月4日14時50分、タイ東北部ヤソートーン県の警察は、ラムセバーイ川付近で溺死した人がいるとの通報を受け、救助隊員らと共に現場に急行しました。

現場は、水田がラムセバーイ川の増水により水没している地帯で、水深は約2~3メートルとなっていました。

現場に到着した際、地元住民がすでに溺死した3人(39歳、61歳、62歳)の遺体を道路に運び上げていました。
全員ともノントゥム村の住民でした。

事故当日、一家は孫の少年(アティット君、14歳)を水遊びに連れて行ったところ、孫が橋の西側の川岸から転落してしまったと言います。
親族のサーンチャンさん(39歳)は、現場を目撃したため救助しようと川に飛び込びましたが、激しい流れにより力尽きて溺死してしまいました。

その時、スナンさん(62歳)とカムプラングさん(61歳)の祖父母はボートに乗ってアティット君を助けようとしましたが、カムプラングさんが川に飛び込み孫を助けようとしたところ力尽き、スナンさんも救助に入り共に溺死してしまいました。

現場に居合わせたアピシットさん(37歳)は、アティット君を助けて無事岸に戻すことに成功しています。

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