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タイ、飛行機の遅延や欠航時の補償額を引き上げへ。2025年11月20日施行。
- 2025/9/14
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タイ民間航空委員会(Civil Aviation Committee)は「乗客の権利保護に関する規則第101号」を発表しました。
対象は国内線および国際線の定期便で、2025年11月20日から施行されます。
国内線の遅延・欠航補償
・遅延が5時間を超える場合:補償額を 600バーツ → 1,200バーツ に引き上げ
・欠航の場合:補償額を 1,200バーツ → 1,500バーツ に引き上げ
補償は、今後の旅行に利用できるトラベルクレジットやバウチャー、マイレージ、その他の代替手段として提供される場合もあると言います。
ただし、不可抗力や航空会社の合理的な対応を超えた予期せぬ事情による場合は補償の対象外となります。
ターマクディレイ(搭乗中の遅延)
規則はまた、機内で出発待機中の遅延に関しても対応を義務づけています。
その際、航空会社は、以下を確保する必要があります。
・機内の換気と温度管理
・トイレの利用可能性
・緊急の医療対応が必要な乗客への迅速な支援
さらに、3時間以上遅延し、離陸予定時刻が提示されていない場合、安全やセキュリティ、航空交通管理上の問題がない限り、乗客は機外へ降りる権利があるとされています。