タクシン、警察病院滞在は刑期として認めず。実刑1年で今度こそバンコク特別刑務所へ収監。

タクシン、無事収監されました。

9月9日午前11時50分、バンコク特別刑務所前に矯正局のワゴン車3台の車列が到着しました。
タクシン・チナワット元受刑者は、囚人輸送用の白色ワゴン車に乗り、刑務所内に入場。
その車列の前後を、グレーのベンツ車2台が挟む形の物々しい警備で護衛がついていました。

刑務所前には多くの報道陣が詰めかけ、現場には警官や矯正局の職員が厳重な警備体制を敷いていました。

バンコク特別刑務所の公式Facebookページでは、親族面会や刑務所活動の広報を行っていますが、4日前の投稿で「施設改修のため2025年9月8〜9日は窓口業務を一時休止する」と告知していました。
対面での親族・弁護士面会、刑務所売店での買い物、入金手続きは停止されましたが、LINEを使った面会やオンライン購入サービスは通常通り継続するとしています。
これは表向きの理由で、タクシン収監を睨んだ動きであると思われます。

収監プロセス

受刑者の取り扱いは通常の手順に従い、まず健康状態の確認、病気の有無の調査、持病の聞き取りを実施します。
その後、新型コロナ感染防止のため5日間の隔離観察を行い、問題がなければ刑務所内部へ移送される流れになると伝えられています。

まだまだ予断は許しません。
健康状態は、事前にドバイやシンガポールで健康診断をしたのでしょうから、全く問題ないでしょう。

タクシン収監は、すでに決まったこととして水面下ではすでに動きがあったいうことです。
当然、このような動きは、本人も察知できるでしょうから、やはりあのフアヒン→シンガポール→ドバイ行きは、当初は逃亡を図ったものと思われます。
あの時、本当に国外
逃亡したならば、タクシンは二度とタイの地を踏むことが出来なくなる(帰国後即逮捕)ことを危惧し、観念してお縄を頂戴したものと思われます。
さて、本当に刑務所に送られるのか、それとも刑務所内にもあるVIP室で過ごすのか?
皆が皆、法の番人となって、今後の監視が必要となってきます。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る