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タイ洪水でトヨタ生産停止、納車3万台に影響。サプライヤー14社が浸水、日本などから緊急輸入。
- 2026/10/8
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タイで続く洪水の影響により、トヨタ・モーター・タイランドの3工場が生産ラインを一時停止し、すでに約3万台の納車計画に影響が出ていることが明らかになった。
完成車工場自体は直接浸水していないものの、部品メーカーの被災によってサプライチェーンが寸断されている。
10月7日、スパジー・スタムパン副首相兼商務相がサムットプラカーン県のトヨタ関連工場を視察した。
サムロン、ゲートウェイ、バーンポーの3工場に直接的な洪水被害はないが、アマタ工業団地にあるサプライヤー約14社が50~70センチの浸水被害を受け、部品を供給できなくなっているという。
トヨタ側によると、不足しているのは自動車用カーペットやエアバッグなど。生産への影響を抑えるため、カーペットを日本、エアバッグをベトナムから緊急輸入し、タイ国内のサプライヤーが復旧するまで一時的に代替する。現時点で生産正常化の時期は見通せていない。
トヨタは今回、洪水警報が遅れたことでサプライヤーが十分な対策を取れず、工場内に水が流入して機械設備が大きな被害を受けたと指摘。
政府に対し、警報システムの迅速化・精度向上に加え、被災企業への税制支援や低金利融資を求めた。

政府側は工業省を通じて被災したサプライヤーや部品供給のボトルネックを調査し、早期の生産正常化を支援する方針。
被災工場の復旧に必要な機械や部品の輸入関税免除、修理・復旧費用への追加税控除なども検討する。
スパジー副首相は「自動車産業は完成車工場だけではなく、多くのメーカーやサプライヤーがつながっている。
一カ所が止まれば影響はシステム全体に及ぶ」と述べ、製造から物流、輸出までサプライチェーン全体への影響を最小限に抑える考えを示した。






































