地震研究センター、バンコクの地盤、地震の揺れ増幅のしやすい環境。高層ビルほどリスク大。
- 2026/4/2
- バンコクとその近郊

タイ地震研究センターのペンヌン所長は、バンコクの軟弱地盤が地震の揺れを大幅に増幅し、長時間化させる可能性があるとして、高層建築物へのリスクに警鐘を鳴らした。
同氏によると、地震波はバンコクの軟弱地盤に入ると最大で約3〜6倍に増幅され、揺れは最長で約2分間続く可能性がある。特に揺れの周期が高層ビルの固有周期と一致しやすく、「共振現象」により被害が拡大する恐れがあるという。
実際の調査では、約24階建ての中高層ビルの被害率が約10%だったのに対し、60階級の超高層ビルでは約半数が損傷を受けるなど、高層化するほど脆弱性が高まる傾向が確認された。
対策として同氏は、振動を抑えるダンパー(制振装置)の導入拡大を提言。
現在タイの高層ビルは減衰性能が低いとされるが、ダンパー設置により耐震性能の大幅な向上が見込まれるという。
さらに、初期微動を活用した早期警報システムにより、強い揺れの到達前に約60秒の猶予が確保できる可能性も示された。
この時間を活用することで、重要設備の停止や避難行動が可能になるとしている。
今後、同センターはバンコクなど主要都市の建物に監視装置を導入し、耐震性の向上と国際基準への対応を進める方針だ。

60秒ではさすがにほとんど手につくしようがない。
デベロッパーが改めて制振装置をつけるようなことは絶対にしないので(利益追求)、コンドミニアム組合でやるしかないのだろうけど、多額の積立金が必要となるでしょうね。






































