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タイ南部、市営体育館で床崩落。高所作業車落下で作業員2名死亡。事故原因に関して専門家の見解は?
- 2026/2/10
- 事故・火災(タイローカル)

2月9日、タイ南部トラン県トラン市の市営体育館でジム床が崩落するという事故が発生した。
事故では床が崩落し、作業中だった高所作業車が転落、作業員2人が死亡している。
その後、タイ構造技術者協会は、事故原因に関する専門的見解を公表した。
構造技術者協会会長でカセサート大学工学部教授のアモーン博士によると、崩落した床は、プレキャスト床板を梁の上に設置し、その上に鉄筋メッシュを敷いてコンクリートを打設する工法で造られていたという。
現場の破壊状況から、床はスパン中央部分で破断し、そのまま下方へ崩れ落ちたとみられ、この崩落に伴って床上にあった高所作業車も転落した。
博士は、事故原因として主に2つの可能性を指摘した。
1つ目は、床のスパン長や厚さ、内部に配置されたプレストレス鋼線の本数など、設計上の耐荷重性能が十分でなかった可能性。
2つ目は、ブームリフト車の重量が床の設計耐荷重を超えていた過荷重(かかじゅう)の可能性である。
同博士は「床の耐荷重不足、過荷重、またはその両方が重なった結果として崩落が起きた可能性がある」と述べ、建設時の設計図面を確認することで、事故の正確な原因を特定できるとしている。
現在、関係機関が設計資料や施工状況を含めた詳しい調査を進めており、再発防止に向けた検証が注目されている。







































