タイ北部、歴史的寺院が炎に包まれる「ワット・モーンサンターン」全焼。

2月2日午前6時30分ごろ、タイ北部ラムパーン県にあるワット・モーンプーヤック(วัดม่อนปู่ยักษ์/別名:ワット・モーン・サンターン〈วัดม่อนสัณฐาน〉)で寺院の仏堂が全焼する火災が発生した。

炎は、ラムパーン県でも有数の美しさを誇るミャンマー様式の仏堂に激しく燃え広がり、消火活動は約2時間に及んだ末、ようやく鎮火した。

初期調査によると、チーク材とコンクリートを組み合わせた仏堂は、内部に安置されていた本尊仏や、多数の古美術品・文化財とともに、ほぼすべて焼失したという。

寺には住職が1人で居住していたが、当時はターク県へ法要の招待で外出中で、無事が確認された。
住職は、寺院が全焼したとの連絡を受けると、大きな衝撃を受け涙を流したとされ、現在は寺へ戻り、今後の対応にあたる予定だ。

近隣住民によると、火災の直前に2~3回の爆発音のような音が聞こえ、その後すぐに煙と炎が急激に立ち上ったため、当局に通報したという。警察と関係機関は、出火原因について詳しく調査を進めている。

ランパーン市自治体の資料によると、ワット・モーンサンターン(วัดม่อนสัณฐาน)は市街地南東部に位置する古刹で、1792~1795年ごろ、仏教に篤い木材商の4兄弟ジャーンナンティ(จางนันติ)、ジャーンウィチャ(จางวิชชะ)、ジャーンパンチュム(จางปัญจุม)、ジャーンインタ(จางอินต๊ะ)によって建立されたとされる。
その後、1901年にジョーンナンタゲーン(จองนันตาแกง)によって改修された記録が、シャン語(ภาษาไทใหญ่)の碑文に残されている。

同寺はミャンマー様式とポルトガル様式が融合した独特の建築で知られ、精巧な木彫や色ガラス、立体彫刻などが施された、数百年の歴史を誇る文化的価値の高い寺院だった。
実際には、1000年以上の歴史を持つ可能性も指摘されており、仏堂が炎に包まれる光景を前に、地域住民からは悲しみの声が広がっている。

住職の管理責任は問われないのでしょうか。
本当にただの法事だったのだろうか。
責任の所在を明らかにしなければ、日ごろの管理がずさんになり、こういったことはまたすぐに発生します。
悲しみの声よりまず、責任の所在を!

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