拘束155日!タイ軍、カンボジア兵捕虜18人を本国へ送還。停戦署名後、72時間経過のち実施。

12月31日、タイ外務省は、タイ当局が拘束していたカンボジア兵捕虜18名を、チャンタブリー県ポーンナムロン郡のバーンパッカート常設国境検問所で本国へ送還したと発表した。
拘束期間は155日間だった。

今回の送還は、2025年12月27日に署名されたタイ・カンボジア共同声明第11項に基づき、停戦が72時間継続した後に実施されたものだった。

拘束中、カンボジア兵はジュネーブ条約および国際人道法に基づいて処遇され、国際赤十字委員会(ICRC)の定期訪問や家族との連絡も認められていた。
送還前には健康診断と権利説明が行われ、帰国は自発的かつ安全、尊厳を保った形で実施された。

送還にはICRCとASEANオブザーバーチームが立ち会い、タイ政府は今回の措置が両国間の信頼醸成と持続的平和につながることを期待している。

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る