タイ・バンナートラート通りトラック衝突歩道橋崩落事故。再建費用1,000万バーツ超、工期４か月！

昨日お伝えしたサムットプラカーン県バンナー＝トラート通り34キロ地点において発生した事故（トラックの荷台が上がったままの状態で走行し、歩行者用陸橋を破壊）では、陸橋が崩落し下を走行していた車両を直撃したため、死亡者１名、負傷者１名の被害者が出た。

バンナートラート通り、トラックが荷台を上げたまま走行。歩道橋に直撃し崩落。１名死亡！

12月19日、道路局は事故現場の歩道橋を一時的に全面通行止めとし、警告看板を設置していることが確認された。
この歩道橋は地域住民にとって主要な横断ルートであり、特に朝夕の送迎バスを待つ人々が多く利用していたため、閉鎖により多くの住民が不便を強いられているという。

住民は、事故現場から500メートル以上離れたUターン地点や、バンプリーノーイ高架下を利用せざるを得ず、移動距離が増えて時間もかかる状況となっている。

負傷者については、現在も集中治療室（ICU）で医師の厳重な管理のもと治療が続けられており、退院の許可は出ていない。

事故に関する捜査では、トラック運転手が現在も入院中のため、警察はまだ正式な容疑を通知しておらず、容体が回復次第、詳しい事情聴取を行う方針としている。

道路局によると、歩道橋の損傷は深刻で、解体のうえ全面的に再建する必要があるという。修復費用は1,000万バーツ以上と見込まれ、工期はおよそ3～4か月かかる見通しだ。