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ベトナム、外国人観光客が2,100万人超、過去最高を記録。タイは権力闘争で政治停滞中。
- 2025/12/17
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長らく政争に明け暮れるタイを尻目に急成長しているのが「ベトナム」です。
ベトナム文化スポーツ観光省によると、2025年にベトナムを訪れた外国人観光客は2,100万人に達し、過去最高を記録した。
これは、大気汚染や大規模な洪水などの問題がある中での成果であり、コロナ禍によって外国人観光客が激減した後の観光業の回復の強さを示している。
ベトナムは、東南アジアの中でも人気の観光地となっており、海岸線に面した美しい景観、豊かな自然、歴史・文化的魅力が外国人を引きつけている。
12月15日、ベトナム文化スポーツ観光省は、カインホア省のフーコック島で外国人観光客が年間2,000万人を超えたことを祝うイベントを開催。
これはベトナム史上初めての快挙となる。
過去の最高記録はコロナ禍前の1,800万人で、2021年には外国人観光客が16万人未満に落ち込み、過去最低を記録していた。
今年の外国人観光客数は前年比19.3%増で、首都ハノイは世界で最も大気汚染が深刻な都市の一つであるにもかかわらず、人気都市のフエ、ホイアン、ニャチャンでは大規模な洪水にもかかわらず観光客が訪れている。
国立統計局によると、2025年にベトナムを訪れた外国人観光客のうち、約4分の1が中国からで、その他にも韓国、台湾、アメリカ、日本からの観光客が多く訪れているという。







































