マツダ、タイにMHEV生産拠点を新設。5,000億バーツ投資で2027年中頃生産開始予定。
- 2025/12/10
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マツダモーターコーポレーション(日本)は、タイをMHEV(マイルドハイブリッド車)の生産拠点とするため、5,000億バーツ以上を追加投資するという。
生産は2027年中頃に開始予定で、日本、オーストラリア、ニュージーランド、ASEAN諸国向けに輸出されるとのこと。
今回の投資は、国家電気自動車政策委員会がMHEV生産支援策を承認し、7年間の固定消費税率を適用することを受けたものだ。
生産されるB-SUV型多目的車は年10万台規模で、そのうち60%以上が輸出向けとなる。
国内部品比率は70%以上を目標としており、将来的にはHEV(ハイブリッド車)生産への展開も視野に入れている。
マツダは既にタイに4社を展開し、フォードとの合弁会社AATや、SKYACTIVエンジン生産のMPMTを設立。
これまでのBOI支援プロジェクトは合計7件で、総投資額は4.2兆バーツに上る。
支援策では、国内バッテリーや主要部品の使用、ADAS(先進運転支援システム)4種類以上の搭載が条件となっている。
タイ政府は内燃機関車から電動車への移行を推進し、タイを電動車生産・輸出の中心地にする方針である。
ナリットBOI事務局長は、「マツダの大型投資は、タイの電動車産業における重要な節目であり、国内で高品質な自動車が生産可能であることへの信頼を示す」と述べている。







































