ダイキンth、労使交渉 決着! ボーナス増額・金支給を現金5万バーツへ変更。全員職場復帰へ。
- 2025/12/9
- 仰天ニュース

先日、社員にロックアウト(出勤拒否権)を行使したダイキンインダストリーズですが、(のちに労組以外の一般職員は解除に)、動きがあったようです。
ダイキン インダストリーズ(Thailand) とアマタ ラクセリー労働組合の交渉内容が明らかになり、ボーナス増額、そして勤続報奨の「金(ゴールド)」支給を現金5万バーツに変更することで合意したとの発表がありました。
同社は先に労働組合へ通知を出し、労使紛争の交渉終了と ロックアウトを宣言。
この措置は、2025年12月6日 8:00 から発効していました。
労働組合側は通知が本物であると認めつつ、対象は チョンブリー県アマタナコン工業団地にあるアマタラクセリー労働組合のみで、ラヨーンと マプサームクリアオ支部は含まれないと説明しています。
■ ボーナス・昇給はロックアウト中でも全員に支給
同社はロックアウト中でも法律に基づき、ボーナス:6か月+12,000バーツ、昇給3%を全従業員に支払うと述べていました。
ネットでは従業員の福利厚生資料が拡散され、遅刻・欠勤・懲戒なしの場合、勤続報奨として金や報奨金が支給されると記載されていました。
・勤続報奨の例
5年:5,000バーツ+金1バーツ
6年:6,000バーツ+金1バーツ1サルン
10年:10,000バーツ+金3バーツ
■ 第12回交渉で最終合意
2025年12月8日 13:00 〜 翌9日 0:30、バンコク・スワンナプームのハイアット リージェンシー バンコク スワンナプームの会議室で交渉が行われ、ついに合意に達しました。
交渉には、労働省監察官、チョンブリー労働福祉局長、労働紛争調停部門長、労使関係専門官らが参加しました。

【最終合意の要点】
・2025年ボーナス:7か月+12,000+3,000バーツ
・2026年昇給:グレードC中央値で3.0%
・勤続報奨制度:「金(ゴールド)」支給 → 現金支給(10年以上=50,000バーツ)へ変更
・交代勤務手当:150 → 160バーツ/日
・2026年の休日増加(ソンクラン9日、年末年始9日)
合意の有効期間は、2025年12月8日〜2026年12月7日。
労働組合員は、2025年12月9日 8:00 から職場復帰が可能となるそうです。






































