ダイキン労組、ボーナス昨年並みへ修正するもゴールドは譲らぬ覚悟「会社に圧力をかける!」
- 2025/12/7
- 仰天ニュース

本誌が当初この問題を取り上げた際、まだ世間は、いやもしかすると当事者すら、事の重大さに気づいていなかったのかもしれません。
しかし今、この問題の大きさに気づき始めてもなお、認められない人たちがいるようです。
ダイキン インダストリーズは、従業員に支給する予定だったボーナスと金について交渉がまとまらず、すでに11回の交渉を重ねた結果「ロックアウト」の権利を行使することを発表した。
これは従業員の解雇を意味するのではなく、工場への出勤を拒否され働けないためにその分の収入が途絶えてることを意味している。
12月7日の最新動向として、ダイキン アマタ ラックセリー労働組合とその組合員は、チョンブリー県バーンカオ地区で再び集会を実施。
未加入の従業員300名以上が新たに参加し、ボーナス要求の闘争活動に加わったという。
組合のリーダーは、どのように闘争を進めるかを壇上で説明。
またアマタ ラクサシリー労組は、ラヨーン県とチョンブリー県の別の2つの労働組合を招き、会社にボーナス支給を迫るための連携方法を協議した。
12月8日には、チョンブリー県労働保護局で12回目の交渉に臨む予定だ。
労働組合長のマーニット氏は、次のように述べた。
「本日は3つの労働組合の代表を招き、会社に圧力をかけるため次に何をすべきかを協議した。
まずは他の2つの組合にも協力して圧力をかけてもらう。」
さらにマニット氏は、最新の要求についてこう説明した。
「(ボーナスは)昨年と同じ7か月分で構わないが、従業員に説明できるよう、さらに3万バーツを追加で求めたい。
また10年間、欠勤・早退・遅刻のない従業員約1,300名に支給する金(ゴールド)については、会社と従業員の間で既に合意されている別枠の扱いである。」

ちなみに、労組側の求める金(ゴールド)3バーツは、現在1バーツ(約15.16グラム)約6万バーツ前後で推移していますので、その1,300名分となると、ざっくり計算しても2億3400万バーツの資金が必要となります。
(一般ボーナスとは別)






































