陰謀論者もガクブル?! 「マレーシア航空370便失踪事件」に決着つくか? 行方不明から10年。

陰謀論系youtuberにひぱっりだこのネタ「マレーシア航空370便失踪事件」。
この問題に白黒の決着がつく可能性が出てきました。

マレーシア運輸省は12月3日、行方不明となったマレーシア航空370便(MH370)について、民間企業が今月後半より深海での捜索を再開すると発表した。
当ジェット機が消息を絶ってから10年以上が経つ。

捜索を行うのは米テキサス州の海洋ロボティクス企業「オーシャン・インフィニティ(Ocean Infinity)」で、同社は今年3月にマレーシア政府と成功報酬契約を新たに締結している。

同社が航空機の位置について新たな証拠を持っているかは不明だ。
オーシャン・インフィニティのオリバー・パンケットCEOは昨年、2018年の最初の海底調査以降、自社の技術は向上していると述べていた。
同社は多数の専門家と協力してデータ解析を進め、最も可能性の高い捜索区域を絞り込んだとしている。

今年の初め、同社はマレーシア政府の許可を得てインド洋の新たな1万5,000平方キロメートルの区域で海底捜索を再開したが、4月に悪天候により中断された。

なお、残骸を発見できた場合に限り報酬7,000万ドルが支払われる。

2014年3月8日、マレーシアの首都クアラルンプールから北京へ向かっていた同機(ボーイング777型機)は、離陸後まもなくレーダーから消えた。
乗客・乗員239名の多くは中国人だった。
衛星データによると、同機は予定航路を外れて南方へ進路を取り、インド洋南部の遠方に向かったとされ、そこで墜落したと考えられている。

大規模な国際捜索にもかかわらず、航空機の位置を示す決定的な手掛かりは見つからなかった。
ただしインド洋の島々やアフリカ東岸には残骸とみられる破片が漂着している。
これらの小片を除き、遺体も機体主要部も未だ発見されていない。

マレーシア運輸省は水曜日の声明で、オーシャン・インフィニティが12月30日から55日間にわたり、最も発見の可能性が高いとされる特定区域を断続的に調査すると発表した。

「今回の動きは、この悲劇に巻き込まれた家族に区切りを提供するというマレーシア政府の揺るぎない姿勢を示すものだ」と述べている。

北京では、中国外務省の林剣報道官が「我々は…マレーシア側の努力を評価する」とコメントした。

オーシャン・インフィニティはAP通信の問い合わせに対し、捜索に関するコメントを控えた。

 

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