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バンコク刑務所、受刑者への性サービス問題。口止め料ケチられた職員が処分不服と内部告発!
- 2025/11/26
- 事件(タイローカル)

驚くべきタイの刑務所内の実態が、次々と明らかになっています。
バンコク特別刑務所で中国人受刑者のVIP待遇問題が発覚した件で、19名の矯正職員のひとりが「不当だ」と訴え、内部の実態を告発した。
今回問題となっているのは、中国人受刑者に対する特別待遇で、職員の移動処分や停職処分が出されている。
11月25日、バンコク特別刑務所の職員が、中国人受刑者のために中国人女性を刑務所内へ連れ込み、さらに不要・禁止物品を持ち込むなどの便宜を図っていたとされる問題で、マノップ刑務所長を含む20名の職員の異動命令が下され、そのうち2名は先行して停職処分となった。
異動対象19名のうちの1人で、命令に添付されたリストに名前が載っている職員は、内部の状況を暴露した。
この職員によると、問題の「階段下の秘密部屋」は約9か月前に建設され、中国人受刑者自身が費用200万バーツを支払ったという。
この部屋は、日曜日にしか使用されないこともあったという。
秘密部屋は中国人受刑者のための特別施設で、他の受刑者にはない優遇が与えられていた。
豪華な食事は、刑務所前のレストラン(矯正職員が経営)や刑務所内の調理担当部署から運ばれ、さらに冷蔵庫や電子レンジなどの電化製品も揃えられていたという。
さらに、毎週日曜日には、矯正職員が“運転手役”となり、空港から中国人女性を迎えに行き、中国人男性受刑者に“接待”させていたという。
この便宜提供の報酬として、中国人受刑者から少なくとも幹部3名(以上)に、毎月合計3,000万バーツが支払われていた。そのうち、バンコク特別刑務所の幹部は月1,000万バーツを受け取っていたとされる。
幹部は取り調べで「自分だけで受け取ったわけではない。職員への福利厚生として分配した」と説明し、結果として職員らも賄賂に関与した形となった。
しかし告発した職員によれば、その福利厚生とは、金銭ではなくインスタントラーメンや缶詰などの乾物の支給だったという。
自分たちは上層部の指示で巻き込まれたにもかかわらず、犯人扱いされて処分されるのは「不公平だ」と訴えている。

口封じの賄賂をケチるからこうなるという典型例。
そもそもこんなせこいことする役人など小物、社会のダニでしかない。
なぜ異動程度の処分で済まされるのか?
また別天地で同じことをするだけだろう。






































