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タイ、SNSロマンス詐欺で元有名大学部長から200万バーツゲット! 周囲が止めても聞く耳持たず。
- 2025/11/22
- 事件(タイローカル)

11月21日、中央捜査警察局長の指示により、「ハイブリッド詐欺による退職男性投資騙し」取締作戦を実施した。
バンコク、ノンタブリー、ナコンサワン、チェンライの12か所を捜索し、19歳から35歳の容疑者12名を逮捕した。
容疑者は全員、刑事裁判所による逮捕状に基づき、「他人になりすましての常習詐欺、コンピュータシステムへの虚偽情報入力による詐欺共謀、マネーロンダリングの共謀、組織犯罪への関与」などの罪で起訴されている。
事件の経緯
被害者は著名大学の元学部長。
「プローイサイ・ブッタルート(พลอยใส่ พุทธเลิศ)」を名乗る女性とTikTok上で知り合い、会話を重ねた。
1か月以上かけ親しくなった後、この女性により偽の投資ウェブサイトで金地金株への投資を勧められ、ポートフォリオ管理を装い、被害者の氏名・電話番号・パスワードを要求される。
被害者は信用し、10回にわたって合計約200万バーツを送金したという。
家族や周囲が止めても信じ続けたため、被害が拡大していった。
調査の結果、この女性は他人の写真を使用した偽アカウントを作成していたことが判明。
しかし写真を使用された本人は、警察からの連絡をコールセンター詐欺と誤解し、協力を拒否した。

犯罪組織の構造
このグループは約3か月で総額約2,000万バーツを回していたという。
容疑者の多くはバンコクの若者で、ラオスに拠点を置くコールセンター詐欺組織から依頼を受け、現金の引き出しを担当していた。
捜査により、さらにこのグループは13件の関連事件に関与し、被害総額は6,000,000バーツ超と判明した。
容疑者は逮捕状に基づき取り調べを受け、中央捜査局第2課に送致され、法的手続きが進められることになった。







































