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パタヤ・ラン島沖で漁船が沈没。子ども含む12名が7時間漂流の末に奇跡的に救出。
- 2025/11/21
- 事故・火災(タイローカル)

11月21日金曜日の午後、パタヤ沖でダブルデッキの漁船が荒波により沈没し、子ども1名を含む計12名の漁師が約7時間の漂流の末、無事救助された。
事故はパタヤ沖約30km)、ラン島とマーウィチャイ島(เกาะมารวิชัย)の間で発生した。
午後4時30分、パタヤ海洋災害防止無線センターが、漁船が沈没し十数名が海上で漂流しているとの通報を受けた。
当初は13名と報じられたが、後に正しい人数は12名であると訂正された。
また、当初は観光客との情報もあったが、最終的に全員がタイ人の漁師であることが確認された。

当日はパタヤ湾が非常に荒れており、波の高さは1〜2メートル、強い突風が吹き、海事局は小型船の出航禁止を示す赤旗を掲げていた。
所有者不明の二階建て漁船は午前中にバリハイ桟橋を出発し、パイ島付近の漁場へ向かっていたが、悪天候に遭遇しビルジポンプが作動せず浸水、最終的に沈没したという。
船長と11名の乗員、計12名は海に飛び込み、救助が到着するまで7時間以上漂流しなければならなかった。
救助された人々は疲労困憊で、低体温症を起こし激しく震えていたという。







































