バドミントン熊本マスターズジャパン、タイ勢がダブルス&シングルで2冠達成!

タイのバドミントン選手が日本で躍進。デチャポル&スピサラ組が混合ダブルス連覇、ラッチャノック・インタノンが女子シングルス優勝。
熊本マスターズ2025で、タイが2冠達成。

総額47万5,000ドルの賞金がかけられたBWFワールドツアー・スーパー500大会「Kumamoto Masters Japan 2025」。
11月16日に熊本で行われた決勝で、タイ選手が2種目を制し輝かしい成績を収めた。

■ 混合ダブルス:デチャポル&スピサラ組がタイトル防衛

混合ダブルス決勝は昨年と同じカードとなり、世界ランク3位・第1シードのデチャポル(ベース)・プアヴァラヌクロー/スピサラ(フェイム)・パエウサンプラン組が、世界5位・第2シードのトム・ジケル/デルフィン・デルリュー(フランス)と対戦した。

・第1ゲームは接戦となったが、終盤でタイペアが落ち着いてプレーし 21–18で先取
・第2ゲームはフランスペアが攻撃とネットプレーで主導権を握り 21–13で奪取
・最終ゲームではタイが11–7とリードしたものの、フランスが15–13と逆転。しかしタイペアが終盤に精度の高いラリーで巻き返し 21–18で勝利

これで 熊本マスターズ連覇、今年5勝目、ペア結成以来7度目の優勝となった。

賞金は 37,525ドル(約122万バーツ)、準優勝ペアは18,050ドルを獲得。

■ 女子シングルス:ラッチャノックが激闘の末に優勝

女子シングルス決勝は、世界9位・第3シードのラッチャノック・インタノンが、世界11位・第4シードのグレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)と対戦。

・第1ゲームはトゥンジュンが11–8でリードしたが、ラッチャノックが巧みなコース取りで流れをつかみ 21–16で先取
・第2ゲームはラッチャノックが11–6で優勢。しかしトゥンジュンが粘り、4本のマッチポイントをしのぎ20–20に追いつく展開に。それでもラッチャノックが冷静に締め 22–20で勝利

ラッチャノックは今年2勝目(1月のインドネシアマスターズに続く)。

獲得賞金は 35,625ドル(約116万バーツ)、準優勝は18,050ドルを獲得。

■ タイ選手の今後の大会予定

タイ代表は次に オーストラリアオープン2025(スーパー500) に出場。

大会は 11月18〜23日・シドニー開催

その後、第33回SEAゲームズ(12月7〜14日、タイ開催) に参加し、バドミントン競技はタマサート大学ランシットキャンパス・体育館4で行われる予定だ。

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