カペラ京都、2026年春開業の記念となる宿泊プランの予約開始

日本初のカペラホテルが、滞在そのものが文化体験となる—京都の伝統と現代が響き合う旅路を提案

カペラ京都 中庭

カペラ京都(所在:京都府京都市東山区 総支配人:ジョン ブランコ)は、2026年春、歴史ある宮川町地区の中心地にある旧新道(しんみち)小学校跡地を継承し、知と文化の探訪の場として開業いたします。オープンに先立ち、本日2025年11月10日(月)より、2026年3月23日(月)以降の宿泊予約受付を開始したことをお知らせします。

カペラ京都では、伝統的な町家の意匠を取り入れたた落ち着きのあるデザインと現代的なアート、職人たちの稀有な伝統文化との出会いを通じて、京都の1200年にわたる歴史を体感するご滞在をキュレーションいたします。ご滞在の中心となるのは、カペラ京都ならではの文化体験「カペラキュレーツ」。宿泊と体験を通して、お客様はこの街の伝統・精神・美意識に深く触れ、滞在そのものが人生のひとページを彩る特別な旅へと変わります。

 

■建築と空間が誘う、静寂の巡り

旧小学校跡地を「知と文化の探訪の場」として再生するカペラ京都は、隈研吾建築都市設計事務所によるデザイン監修のもと、Brewin Design Office(ブリューイン デザイン オフィス)が内装デザインを手がけ、京都という都市の本質を“重なり合う空間の物語”として描き出します。建仁寺や宮川町歌舞練場のほど近くに位置し、路地を抜け、障子を透かす光と影に導かれながら、静かに広がる“発見の連なり”を体現する空間には、京都の町家に見られる「間(ま)」の思想が息づいています。

ブリューイン デザイン オフィス創設者 ロバート チェン氏は、「京都の町家の本質である、敷居を越えたときの移ろい、光と影の戯れ。意図された“余白”をインテリアで表現しました。各空間が静寂の中に思索を誘う『間』をつくり出しています。」と語ります。

伝統的な町家の精神を敬い、祇園の趣を感じさせる路地に障子が並び、静かに流れる水音がかすかに聞こえる空間には、しめ縄に発想を得たアートが、日常と神聖の境界を象徴するように、空間の仕切りとして飾られます。より深い体験へと導かれるよう、館内の通路を通り抜けた先には中庭が広がり、歌舞練場に施されていた唐破風屋根の意匠が配され、かつて小学校の校庭にあった桜の木が静かにその中心を彩ります。また、旧校舎で使用されていた建材を丁寧に再利用するなど、過去と未来をつなぐ確かな繋がりを生み出しています。

ホテル内廊下
Auriga Spa (アウリガスパ) 温泉ルーム

 

客室は、スイートを含め全89室。スイート29室の内、6室では天然温泉が楽しめます。レストランは、花街の伝統的なお茶屋を彷彿させるシグネチャーレストラン、新道小学校の記憶を受け継ぐ和食レストラン、そして中庭に面したオールデイダイニングのフレンチブラッセリ-をご用意。また、スパ施設「Auriga Spa (アウリガスパ)」では、天然温泉やトリートメントが、滞在をより贅沢な体験へと誘います。

カペラ京都総支配人ジョン ブランコは、「カペラ京都は、地域に溶け込むデザインと体験を通じて、この貴重な場所を称えるというカペラブランドの考えを体現している空間です。当ホテルは、京都に息づく伝統を尊重しながら、そこに新たな物語を紡いでいきます。かつて地域に愛された小学校を、文化体験や学びを育む尊い場所へと変容させることで、この地に宿る精神を大切に受け継ぎ、次の世代へとつながる新しい章を開きます。」と語ります。

 

■カペラキュレーツ— 京都文化を深く味わう三つの体験

カペラキュレーツでは、京都の地に息づく伝統文化の世界へとお客様を誘う、宿泊者限定の特別な体験をご提供します。開業に伴い、カペラ京都でしか出会えない3つのオリジナルプログラムをご用意いたしました。

カペラ京都 外観
リビングルーム

・宮川町へのおもてなしの扉

通常は一見(いちげん)お断りとされる宮川町の由緒あるお茶屋の扉が、特別に開かれます。女将自らがご案内し、受け継がれてきたおもてなしの世界へとお連れいたします。傍らでは舞妓が心を込めて点てる抹茶と、季節の上生菓子を。やがて始まるのは、しなやかで雅やかな踊り、そして三味線の響きが誘う幽玄の時。

 

・漆の匠

静寂の中に息づく日本の漆芸の世界へ。代々受け継がれる漆職人の工房にて、漆の木から樹液を採取し、精製するまでの繊細な工程を学び、実際に作品に触れ、自ら漆塗りまたは金継ぎを行う、伝統に浸る一日。

 

・一歩一歩に宿る心 – Soul of Geta

カペラ京都からほど近く、静かな祇園の路地にひっそりと佇む、創業百五十年の下駄・草履工房。そこは、伝統に遊び心が息づく特別な場所。迎えてくれるのは、唯一無二の職人。語り手であり、独自の哲学を持つ彼は、笑いを交えながら畳の香り漂う工房で、日本古来の履物に秘められた知恵を語ります。

 

■滞在そのものが文化体験となる二つの宿泊プラン

開業記念宿泊プラン【祇園のささめき】(ご宿泊日数:2泊から)

・フレンチブラッセリ-での朝食(2名様)
・ホテルクレジット:

 10,000円(デラックス、プレミアム対象)、

 20,000円(ジュニアスイート、温泉スイート、祇園スイート、カペラスイート対象)

・カペラ京都 限定ギフト

 

伝統文化体験を含むご滞在プラン【カペラジャーニー】(ご宿泊日数:スイート2泊から)

・カペラキュレーツの文化体験(お好きなコースをおひとつお選びいただけます。)
 宮川町へのおもてなしの扉:お茶屋での舞妓による抹茶のおもてなしと舞踊
 漆の匠:漆工房でのレクチャー、寺院での作品鑑賞、漆塗りまたは金継の体験
 一歩一歩宿る心 -Soul of Geta:150年の歴史ある下駄工房でのワークショップ

・和食レストランでの夕食:おまかせコース(2名様)

・フレンチブラッセリ-での朝食(2名様)

・アウリガスパでのトリートメント(60分メニュー:2名様)

・カペラ京都 限定ギフト

※本プランには一部適用条件がございます。

 

ご予約方法は、11月10日より公式サイトにて承ります。

宿泊予約課:06-6949-9035 

 

■客室概要

客室タイプ

サイズ

デラックス シティ キング

50㎡

デラックス シティ ダブル

50㎡

プレミア シアター キング

50㎡

プレミア テンプル キング

50㎡

プレミア テンプル ダブル

50㎡

ジュニアスイート コーナー キング

61㎡

ジュニアスイート テンプル キング

58㎡

ジュニアスイート テンプル ダブル

58㎡

温泉スイート

71㎡

祇園スイート

148㎡

カペラスイート

206㎡

 

CAPELLA HOTEL GROUP (カペラホテルグループ)について

カペラホテルグループは、ラグジュアリーホテル、リゾート、サービスレジデンスを専門とする大手ホスピタリティマネジメント会社です。シンガポールを拠点とし、急成⾧を遂げる同グループのポートフォリオには 2 つのブラン ドがあり、10 か所のデスティネーションでホテルを展開しています。数々の受賞歴を誇るカペラホテルズ&リゾー ツは、卓越したサービス、作りこまれたラグジュアリーなデザイン、その土地ならではの没入感を味わえる体験に定 評があり、パティーナホテルズ&リゾーツは、ラグジュアリーホスピタリティにおいて、今までにないまだ見ぬ視点 を開拓する、グループのトランスフォーマティブ・ラグジュアリーブランドです。

詳細については、こちらをご覧ください。

 

CAPELLA HOTELS & RESORTS (カペラホテルズ&リゾーツ)について

カペラホテルズ&リゾーツは、シンガポール、シドニー、台北、ウブド、バンコク、ハノイ、上海、海南に展開するホテルで構成されています。今後の開業予定には、京都、リヤド、フィレンツェ、ソウル、南京、深圳など、エキ サイティングな都市が含まれます。ぎょしゃ座の最も輝く星の名が付けられた、この卓越したホスピタリティブラン ドは、最高水準のパーソナライズされたサービスによる本物の体験を創造し、恩慮深いデザインの遺産を融合させ、 その土地の伝統、文化、コミュニティを輝かせます。

カペラホテルズ&リゾーツは、米国の大手旅行専門誌『Travel + Leisure』による「World’s Best Awards」にて、 2023 年から 2025 年において「Best Hotel Brand」に選ばれました。また、カペラバンコクならびにカペラシンガ ポールは 2023 年および 2024 年に「The World’s 50 Best Hotels」に選出されました。なかでもカペラバンコクは、 2024 年に「The World’s Best Hotel 」および「Asia’s Best Hotel」に選ばれ、2025 年には、館内のレストラン 「Côte by Mauro Colagreco」がミシュラン 2 つ星を獲得しています。

なお、同社は、世界 100 ヵ国以上にある 40 の独立系ホテルブランドが参加するロイヤリティプログラム「GHA DISCOVERY」のメンバーです。

詳細については、こちらをご覧ください。

Instagram @capellahotels | LinkedIn @capellahotels

 

CAPELLA KYOTO(カペラ京都)について

2026年春に開業するカペラ京都は、歴史ある宮川町に位置し、鴨川まで徒歩圏内、800年の歴史を誇る禅寺・建仁寺を正面に臨む、京都でも屈指の希少な立地を誇ります。隈研吾建築都市設計事務所が手掛けた低層の造りの建築は、祇園の路地裏の趣を感じさせながらも、伝統的な意匠を現代的に再解釈し、京都の文化をより親密に感じられる空間へと昇華しています。宮川町歌舞練場の再建に並行して建設された本ホテルでは、中庭に劇場の意匠である唐破風屋根が冠を成す屋外パフォーマンスアトリウムを設置し、小学校跡地に敬意を表し、大切に守られてきた桜の木を移植。89室の客室は、カペラの特徴である深くパーソナルな滞在を反映し、1200年の歴史を誇る京都の伝統に根ざしています。6つのスイートでは客室で楽しめる天然温泉を用意し、またアウリガスパでは、日本の伝統と現代的ウェルネスを融合させたプログラムを提供します。シグネチャーレストラン、和食レストラン、フレンチブラッセリ-での美食体験に加え、館内の多彩な現代アートコレクションや文化体験を通じて、今も息づく地域の伝統を称えます。

 

BREWIN DESIGN OFFICE(ブリューイン デザイン オフィス)について

シンガポールで設立されたブリューイン デザイン オフィスは、高品質なデザインを追求し、環境や文化への深い理解と精緻なクラフトマンシップで高く評価されるデザインスタジオです。

カペラ京都は同スタジオにとって日本初のプロジェクトであり、素材への探求、物語性のある空間づくり、そして建築とインテリアの調和を追求してきたその歩みの集大成となります。

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