「ケン – ナムピン」ドラマ大ヒットで海外からのオファー急増中! 一方、中国では「サセン」被害に!

「どうかこのような行動はやめてほしい」――仕事には全力で臨むが、終わった後は“プライベートの領域”を尊重してほしい。
これは、多くの芸能人が抱える悩みです。
タイの人気急上昇俳優 「ケン-ナムピン」 も同様でした。

人気ドラマ『ケムジラートンロート(เขมจิราต้องรอด)』の大ヒットを受け、主演俳優のケン・ハリット(เก่ง หฤษฏ์)ナムピン・ナパッサコーン(น้ำปิง นภัสกร)は、国内外からオファーが舞い込んでいる状態だと言います。
最近では中国での仕事も行いましたが、その際に「サセン(過激な追っかけファン)」に付きまとわれる出来事が発生し、マネージャーがライブ配信で「このような行為はやめてください」と注意を呼びかけるほどでした。

※サセンとは…K-POPファンの間で使われる用語で、アイドルの私生活まで追いかけ回す過激なファンのこと。韓国語で「私生活」や「プライベート」を意味する「サセンファル(사생활)」が語源。

■ 中国でサセン被害に?

ナムピン:「驚きました。ドラマがある程度話題になってファンも増えたので、上手く対応できなかった部分もあります。正直びっくりしました。」

ケン:「こうしたことは起きてほしくありません。ファンとして応援してくれるのはありがたいですが、ある程度の距離感は必要だと思います。」

■ その時はプライベートの時間だった?

ケン:「はい、そうです。だからこそ、応援の形にも“節度”があってほしい。これは俳優だけでなく、どんな分野のファン活動でも同じです。応援する人が安心できる環境を大切にしてほしいですね。」

■ ファンも心配していたようですが?

ナムピン:「次に同じことが起きたときのために、事務所にも報告しました。今後どう対策すべきか、ファンの意見も参考にしています。

国内外を問わず、ファン層が広がっていて、年齢層も多様です。皆が“芸能人を追うルール”を知っているわけではないので、理解はしています。でも突然体を触られたりすると驚きますし、慣れていない部分もあります。ファンの輪が大きくなりすぎて、全員にマナーを伝えるのは難しいと感じています。」

■ 身体的な接触以上のトラブルを心配している?

ナムピン:「その点は不安もあります。スタッフとも話し合い、セキュリティ強化を検討しています。私たちだけでなく、ファンの皆さん自身の安全のためでもあります。」

■ ケンさんはナムピンさんを心配していた?

ケン:「ええ、すごく心配でした。僕も経験したことはありますが、頻繁に起きることではないので。僕自身は体力もありますし、逃げ足も速いので(笑)、まずはナムピンの安全を優先しました。」

■ 事件のときの気持ちは?

ナムピン:「とにかく驚きと恐怖でした。私たちはどの仕事も全力で取り組んでいますし、イベントでも皆さんに楽しんでもらいたいと思っています。

でも、仕事が終わった後は自分たちの時間を尊重してほしい。最近はファンが増えた分、仕事後に追いかけられることも多くなり、ショッピングモールなどで走って追われることもあります。
そうなると、周囲のお客さんにも迷惑がかかってしまう。


ファンの行動が原因で“推しの印象が悪くなる”のは本意ではありません。最終的に損をするのはアーティスト自身です。」

■ ファンへのメッセージ

ナムピン:「こうした行動は、アーティストのイメージアップにはつながりません。ファンコミュニティ全体の印象を損なうことにもなります。

みんなが心地よくいられる応援の仕方をしてほしいです。本当はこんな話を公にしたくなかったのですが、最近は同様の出来事が増えているので…。

どうか理解して、私たちを“温かく安全に”応援してください。」

 

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