【痛恨の極み】タイサッカー協会が発表:石井監督がタイ代表監督を解任された7つの理由。
- 2025/10/21
- 芸能・スポーツ全般

10月21日、タイサッカー協会が一方的に突如、石井正忠・代表監督を解雇した件は、業界内を騒然とさせました。
これは、2027年アジアカップ最終予選をあと2試合残した段階中での、突然と出来事でした。
同協会はその後、石井監督を解任した7つの理由を発表しています。
その中には「協会技術部門の助言を聞き入れなかった」ことも含まれています。
◆タイサッカー協会が石井監督を解任した主な7つの理由
①2026年ワールドカップ予選(アジア2次予選)で敗退
最終戦でシンガポールをホーム(ラチャマンガラスタジアム)で迎えながら、中国との得失点差で2次予選敗退。
②2024年AFF(東南アジア)選手権での失敗
決勝でベトナムにホーム・アウェーともに敗戦。
さらに、52年ぶりにフィリピンにも敗れた。
③2025年キングスカップ(カンチャナブリー開催)のタイトル防衛失敗
チームの攻撃スタイルや連携に明確な戦術的形が見られなかった。
④現時点で最も好調な選手を選出せず、同じ顔ぶれを固定的に起用
所属クラブで試合出場の少ない選手や調子の上がらない選手を選び続けた。
⑤練習内容が単調で選手のモチベーションが低下
練習および試合における攻撃のバリエーションが乏しく、選手が意欲を失った。
⑥アジアカップ2027予選での低調な成績
スリランカにホームで1-0で辛勝後、アウェーでトルクメニスタンに1-3で敗戦。
残り2試合で突破が難しい状況に。協会は「より良い結果を出せたはず」と判断。
⑦協会技術委員会の助言を無視
副会長のチャンウィット・ポンチウィン氏や理事のピヤポーン・ピウオーン氏ら技術部門の意見を受け入れず、チーム運営方針が不一致になった。
その結果、技術部門の評価報告では、2023年12月の就任以来30試合で16勝(勝率53%)と、給与・目標に見合わないと判断された。
おそらく⑦が決定的な理由なのではないでしょうか。
タイの場合、とかくお偉方が「俺の言うことを聞かない」「メンツが潰された」などと逆ギレのような理由で、簡単に解雇したり嫌がらせ行為をしてきたりなど、タイの実社会でも普通にあります
そのような伏魔殿の中で、石井監督はよくここまで頑張って頂きました。
先ずは、お疲れ様です。
タイはこういう国なので仕方ありません。
(サッカー関係者の方ならみんな感じてます。)