タイ東北部、未成年売春ブローカーを逮捕。売り上げの7割を搾取。注:買春客側も6名逮捕!

10月19日、タイ警察人身取引対策課は、ガラシン県で18歳の女ブローカー、ナッタウィーラヌット(通称ディア)容疑者を逮捕しました。
「18歳未満の少女を売春目的で仲介・斡旋・販売した」として、人身売買防止法違反などの容疑が上げられています。

事件の経緯

捜査当局はSNSで、17歳の少女2人の性的サービスを宣伝する投稿を発見。
そこから捜査を進め、少女たちを保護しました。
取り調べで、ナッタウィーラヌット容疑者が県内各地に少女を送り、1日6〜8人の客を取らせていたことが判明しました。


少女たちは1回につきわずか300〜500バーツしか受け取れず、容疑者は1回あたり7割%以上(約1,000バーツ)を搾取していたと言います。

この手口で、容疑者は月10万バーツ超の収入を得ていたとみられています。

顧客6人も逮捕

警察はさらに捜査を拡大し、買春を行った6人の男性客を逮捕しています。
これらの男性には「15歳以上18歳未満の未成年を親の監護下から離れさせ、性的目的で搾取した」罪が適用されています。

全員が罪状を認める

警察は裁判所の令状を取得し、ブローカーと買春客あわせて7名を逮捕。

取り調べの結果、全員が容疑を認めたといいます。

現在、被疑者らは人身売買防止法および児童保護法違反で送検され、さらに関係先への捜査が続いています。

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