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パタヤでバイクがLPG(液化ガス)搭載車に追突。ガス漏れ発生で一時周辺の人々が避難する騒動に。
- 2025/10/20
- 事故・火災(タイローカル)

10月19日12時45分ごろ、南パタヤ通りのガソリンスタンドシェル前で、オートバイがLPG(液化石油ガス)搭載のSUV車に衝突し、ガス漏れが発生。
現場は一時騒然となり、周囲の人々が避難する事態となりました。
パタヤ市警察は「交通事故とガス漏れ、さらに負傷者がいる」との通報を受け、現場へ出動しました。
到着した当局は、危険な状況のため現場周辺を封鎖。
白いトヨタ・フォーチュナーSUV(LPGガスシステム搭載車)の下部から白いガス状の蒸気が漏れ出しており、車体後部は衝突による中程度の損傷を受けていました。
消防隊は、およそ50リットル以上とみられるLPGガス漏れを抑えるため放水し、タンクを完全に排出させました。
現場には衝突したオートバイも確認され、運転していたオーパットさん(30歳)は軽い擦り傷を負い、路上で倒れていました。
SUVの運転手であるクリティデートさん(33歳)は「クライアントを迎えに行く途中、赤信号で停車していたところ、後方からブレーキをかけずにオートバイが衝突してきた」と説明します。
車の損傷を確認した際、LPGタンクの充填バルブが破損しガスが漏れているのを発見し、すぐにエンジンを停止したと言います。
そして負傷者を安全な場所へ移動させ、当局に通報したと語りました。
この事故により、警察と緊急対応チームは現場を封鎖し、さらなる爆発や火災の危険を防ぐための対応に追われました。
大きな二次被害は、報告されていません。
タイではガソリン代節約のため、LPG(ガス)搭載車というのが結構流行った時期があるのですが、車にプロパンガス積んで走っているようなものなので、このように事故が起こると致命的な状況に発展しかねません。
またメーカー純正のものなら比較的安全のようですが、工事費も高額なので巷の修理工で設置するケースも多く、その場合危険度が増すと某日系自動車メーカーの人が言っていました。