タイ人も興味深々「未来人間洗濯機」。タイなら自動で体を洗ってくれるお店がありそうですが…。

日本のきめ細かで便利な発明は、タイでも大いに受け入れられています。
例えば、私がタイに完全移住いた15年くらい前と今とでは、「ウォシュレット」(洗浄便座)の普及率は格段に上がっています。

そしてまたまた日本のある発明が、タイ人の興味を引いているようです。

日本が、またも未来へ一歩前進しました。

「ただ座っているだけで、清潔で爽やかに」
そんな夢のような自動入浴装置「Mirai Ningen Sentakki(未来人間洗濯機)」が、このほど発表されたのです。

この装置は大阪の衛生機器メーカー Science(サイエンス)社 が開発したもので、その名の通り「Human Washer in the Future(未来の人間洗濯機)」と英訳されています。

使い方はシンプル。
人がカプセル型の装置に座ると天井が閉まり、内部ではリラクゼーション用の映像(海中映像など)と音楽が流れます。
その後、泡立つ温水がカプセル内に注がれ、全身を包み込むように洗浄。


設定時間が過ぎると自動的に排水され、残った泡をシャワーのように洗い流す。
すべての工程が自動で行われ、体をこすったりする必要は一切ない。

現在、この「Mirai Ningen Sentakki」は試作機が1台のみで、2025年大阪・関西万博(Expo 2025 Osaka) に展示されました。
来場者は実際に体験することもできました。
体験者への調査では、77.6%が「非常に満足」、21.1%が「満足」 と回答し、高い評価を得たと言います。

ただし、この装置の価格は「高級車1台分」に相当するとのことで、一般向けの商業販売はまだ予定されていません。
今後は観光・ホテル・エンタメ業界への導入が検討されているという。
すでに日本国内のホテルや娯楽施設向けに6台の受注が入っていることも明らかにされています。

万博終了後は、この「人間洗濯機」が 新大阪センタービル内のサイエンス社ショールームに移設され、一般の人も体験できるようになる予定とのことです。

ホテルの差別化を図るために、導入を検討してみてはいかがでしょうか。
タイだとみためは機械でも、実際は人海戦術で体を洗濯する店の方がウケるのかな?(笑)

関連記事

最新記事

月間人気記事TOP10

ページ上部へ戻る