タイ東北部、中国人が偽スタンプでラオス越境を企て逮捕。背後にマレーシア人関与か?!

10月18日、タイ東北部ノーンカイ県出入国管理局(CSD)は、出入国管理を通さず外国人を国外に連れ出そうとする疑いのある人物についての通報を受け、厳重な検査を行いました。

同日正午ごろ、ノーンカイ県のタイ・ラオス友好橋第1橋の出国検問所で、警察はポンカーン氏と中国籍のデン・ルイペン氏が乗った車を確認しました。
二人はラオスへ渡ろうとしていました。

書類検査の際、出入国管理官はスタンプに不審な点を発見します。
ノーンカイ出入国管理局のスタンプ番号「L0046」は入国用であり、出国には使われない番号でした。
また、当日は担当者も不在でした。
そのため、二人は詳細な確認のために拘束されました。

初期の取り調べで、ポンカーン氏は、マレーシア籍のチン・ブーン・シン氏から依頼を受け、パタヤのターミナルホテルからデン氏をラオスまで車で送る契約をしたことを認めました。
報酬は33,000バーツで、パスポートのスタンプはチン氏が手配し「出入国管理官に見せるだけで押印は不要」と指示されていたとのことです。
しかし、検査で不正が発覚し、拘束されました。

逮捕後、ノーンカイ出入国管理局は、偽スタンプの作成・使用、および無許可での外国人入国の容疑で二人を検挙。
捜査は続けられ、共犯者の特定と法的措置が進められる予定です。

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