渡航注意! 韓国イ・ジェミョン大統領、カンボジアで誘拐・拘束された韓国人の即時送還を要請。

10月14日、イ・ジェミョン大統領は、カンボジアで犯罪組織に誘拐された、または現地当局に拘束されている韓国人の即時送還を求めるよう指示しました。

これは、カンボジアで韓国人が巻き込まれる誘拐・監禁事件が続発していることを受け、政府が総力を挙げて対応するよう求めています。

多くの被害者は、偽の求人広告にだまされ、現地で詐欺組織の拠点に監禁され、奴隷的労働や拷問を受けているとされています。

イ大統領はさらに、同様の事件を防ぐために、犯罪発生率の高い地域への渡航制限を検討すべきだと述べています。

また、カンボジア当局との協力体制を迅速に構築するよう、関係機関に指示しています。

この発表は数日前、22歳のパク姓の韓国人学生がカンボジアで死亡したと報じられ、現地警察は「拷問による心停止が死因」と発表していることに端を発しています。

カンボジアで韓国人大学生が遺体で発見! 身代金要求後に拷問され死亡。渡航警戒レベル引上げに。

13日には、大統領府が外務省・法務省・警察庁の代表者らと緊急会合を開催。
イ大統領の国家安保補佐官、ウィ・ソンラク氏は各機関に対し、「人道的観点から韓国人を迅速に本国送還せよ」と指示したと伝えられています。

一方で、政府の対応が遅いとの世論の批判も高まっています。

「現地の韓国人や一部の公務員が、自費で被害者を支援していると聞いています。予算の問題で対応が遅れることがあってはなりません。」

本国から救出チームを出さないと、中国べったりのカンボジア政府では、全く当てになりませんね。

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