マライア・キャリー、バンコク公演で20周年を祝福。「愛してるよ、タイランド!」とタイ語も披露。

10月11日、バンコク・ムアントンタニーで開催されたアメリカの歌姫マライア・キャリーによる「Mariah Carey: The Celebration of MIMI – Live in Bangkok」が、圧巻の演出で幕を閉じました。

このコンサートは、アルバム『The Emancipation of Mimi』の20周年を祝う特別公演であり、音楽の壮麗さとタイのソフトパワー発信を見事に融合させた一夜となりました。

シリワンナワリー王女による特別デザインドレス

フィナーレでは、マライアがシリワンナワリー王女が共同でデザインしたSIRIVANNAVARI クチュールのマゼンタ色のドレスをまとい、伝説的な歌声を披露しました。

マライアはタイの職人技術を称えるため、タイシルクを自ら希望して着用しました。

王女殿下 × Beauty Gems のハイジュエリーで完璧な輝き

マライアの胸元を飾ったのは、SIRIVANNAVARI × Beauty Gemsによる唯一無二のハイジュエリー。

希少なパパラチア・サファイア(ピンクロータス色)を中心に、ラウンドおよびスクエアカットのダイヤモンドが瀑布のように配されたネックレスで、その価値は1億バーツ超とされています。

圧巻のセットリストと感動のフィナーレ

マライアは『Emotions』『Hero』『Fantasy』『Always Be My Baby』など、黄金期の名曲から最新アルバム『Here For It All』まで、全26曲を熱唱。

フィナーレでは『Obsessed』『We Belong Together』『Fly Like a Bird』などを披露し、会場を感動の渦に包みました。

タイ限定の特別演出と感動のメッセージ

終演直前、マライアは満面の笑みで観客に向かい、流暢なタイ語で「チャン・ラック・クン・カー、タイランド(私はあなたを愛しています、タイ)」と語りかけ、会場全体が涙と拍手で満ちました。

観客の多くはスマートフォンを掲げ、歴史的瞬間を記録。誰もが「この夜を一生忘れない」と語るほどの感動のフィナーレでした。

この「Mariah Carey: The Celebration of MIMI – Live in Bangkok」は、単なるコンサートではなく、音楽・文化・芸術を通じて心をひとつにする、歴史的な祝祭でした。

それは、エンターテインメントが経済と幸福、そして時代の精神を動かす力であることを改めて証明した夜でもあります。

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