タイ、電力職員が請求書を廃棄し、多くの住民らの送電ストップ。それは職員による錬金術だった!

タイで電気料金を支払い忘れると、電気メーターそのものを取り外されたりなど徹底的に電気の使用が出来なくなり、復旧までかなりな手間がかかります。

タイ東北部ブリーラム県プラコーンチャイ郡で、電力公社の職員が電気料金の請求書を各家庭に届けず、ゴミ箱に捨てているとして、住民らが調査を要請しました。

この行為により、支払期限を知らなかった住民の電気メーターが取り外される被害が多発しています。

住民が隠し撮りした映像では、職員がバイクで巡回し、メーターを読み取って請求書を印刷後、玄関に配らずにその場で廃棄していました。

75歳の女性住民は「最近、突然メーターを外される家が増えていて不安」と証言しています。

調査によると、該当職員は地方電力公社から委託された外部請負会社の従業員で、一部で「支払い通知を捨て、期限切れを装ってメーター取り外し報酬を得る」不正行為が組織的に行われていた可能性があるとのことです。

住民は当局に正式な調査を求めており、警察と電力公社が事実関係を確認中です。

ホント、金を得るためならなんでもやりますね。

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