規格未承認の中国製だった! タイ東北部の10歳少女、安価なドライヤーで感電死!

ブリラム県の小学校に通う10歳の少女ペットちゃんが、10月11日、自宅でドライヤーに触れて感電死するという痛ましい事故が発生しました。

亡くなった少女の祖母によると、コンセントで遊んでいるペットちゃんを目撃した別の孫が確認に行ったところ、仰向けで口を開け、右手にコンセントに差し込まれたドライヤーを握ったまま倒れていたペットちゃんを発見したと言います。
すぐにプラグを抜いたとのことですが、息をしておらず救急隊を呼んだものの、間に合わず死亡が確認されました。

右手にやけどの痕があり、感電によるものと見られています。

10月12日、記者が当該ドライヤーを確認したところ、商品ラベルは中国語のみでタイ語はなく、タイ工業規格(TIS)マークもない。
電圧表示は220Vのみだったと言います。

ペットちゃんの母親によれば、このドライヤーは2025年1月にTikTokで1台89バーツで購入したものだと言います。

ペットちゃんの母親は現在、情報提供を控えており、販売会社に責任を求めることもできずにいます。
特に、規格外商品が無許可で販売されていたかどうかについては言及を避けており、トラブルを恐れているといいます。

一方、ペットちゃんの別の親族は、安価な商品がオンライン上にあふれていると指摘します。
「あまりにも安い商品には品質が伴わず、多くの場合危険だ。今回の件については、政府機関が販売元を調査し、責任を追及するべきだ」と述べ、規格外商品の販売による危険性を訴えています。

私も以前、大型スーパー「BIG C」で安価なドライヤーを購入したところ、火を吹いたことがあったので、すぐに廃棄しました。
タイでは、安い製品には理由がある(?)と思っていただいた方がいいです。
普通に危ない商品が、一般に出回っていますので。

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