タイ裁判所、「クリット・ナロンデート氏」の遺産横領容疑を棄却。本人は裁判所に感謝。

相続財産の横領嫌疑で、兄弟であるノップ・ナロンデート氏から訴えを起こされていたクリット・ナロンデート氏ですが、9月25日裁判所は 横領の故意なし として被告を 無罪(訴え棄却) と判示しました。

クリット氏から声明が出されています。

報道で、私が遺産の横領に関与したとの言及がなされておりますが、まず最初に、私は皆さまにお伝えしたいと思います。
ここ数年、私は沈黙を選びました。
それは、司法手続きに干渉したくなかったからです。

そして本日、裁判所は私に無罪判決を下し、これまで投げかけられてきた告発や押し付けられたイメージとは異なることが証明されました。
まさに「雨の後の晴れ空」のような気持ちです。

私は、この場をお借りして敬愛する裁判所に心から感謝申し上げます。
また、公正に報道してくださったメディアの皆さまにも感謝いたします。
私を信じてくれた父、長男として決して誰かを傷つけることはないと信じてくれたこと、そして常にそばで支え、私の潔白を信じてくれた弟・コン氏に感謝いたします。
さらに家族、親族、友人、仲間、そして私を直接知らないにもかかわらず信じ、励ましを送り続けてくださった多くの方々に深く感謝しております。

これからは、母の財団の活動や事業に全力を尽くしていく所存です。
父・カセム・ナロンデート博士、私、弟のコンが原告として勝訴した裁判については、今後も司法の手続きに委ねたいと思います。

最後に、どのような困難に直面しても、母・ポーントゥイップ夫人が常に教えてくれた言葉を信じています。

「感謝の心と善行こそが、最良の盾である」と。

敬具

クリット・ナロンデート および家族一同

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