「プルクサ、新ブランド『iPlearn』で賃貸アパート市場に参入。3年で1万室目標、家賃月2,500バーツから。
- 2025/9/25
- 不動産情報

9月24日、不動産大手プルクサー・ホールディングスのグループ会社 インノ・ホーム・コンストラクション社(「Plantnery by Pruksa」ブランドで住宅建設を提供)は、新たに賃貸アパート市場に進出すると発表しました。
新ブランド 「iPlearn(アイプレーン)」 で展開し、住宅購入よりも需要が高まっている賃貸トレンドに対応し、安定収入(リカーリング・インカム)の確保を目指します。
さらに、自社の建設事業やプレキャスト工場事業を発展させる狙いもあると語っています。
◆今後3年間で1万室を目標
・立地は工業団地・学校・都市部に近いエリアを重視
・部屋タイプは扇風機付きとエアコン付き
・家賃は月 2,500~5,000バーツ
・ターゲットは3層:①工場労働者(低価格帯)、②学生・若手オフィスワーカー(中価格帯)、③都市部のサービスアパート利用者(高価格帯)
フェーズ展開
投資計画は2~3フェーズに分け、プルクサー所有の土地を活用。
運営は、専門のアパート管理会社に委託します。
・第1フェーズ:2025年10月に開始
・先行地域:ラヨーン県ボーウィン、ラムルッカ、ランシット(フューチャーパーク近隣)
・合計300室を提供、家賃は月 2,500~3,000バーツ
これらの地域は競合があるものの賃貸需要は90%以上と高く、モダンなデザインと手頃な価格で市場からの支持を見込んでいます。
そのモダンデザインが何年後まで「モダン」と言われるかですね。
とにかく、タイの建物は光の速さで劣化していくので。