中国人男性、ミャンマー詐欺拠点から命からがらタイへと逃亡、救助を求める。ニセの求人で…。

まだまだ一向になくなる気配がありません。

ラオスでの仕事に向かうつもりだった中国人男性が、ミャンマーの詐欺拠点に囚われた後、国境を越えて必死にタイに逃れてきました。

タイ軍がモーイ川沿いをパトロール中、43歳のジョウさんをポッププラ郡バンモーコータイ村の壊れた橋の近くで発見しました。
疲れ切った彼は、川を泳いで渡った直後で助けを求めていました。

ジョウさんによると、表向きは一般の求人にだまされたといいます。
9月16日、ラオスにあると思っていた仕事のため友人と会う約束をしたと言います。
タイの国境の町ポッププラ郡に到着後、ラオス領だと思って入った場所で車が迎えに来るはずでした。

「彼は実際にミャンマーに入ったとは全く知らなかったようだ」と軍関係者は語ります。
詐欺組織に巻き込まれたことに気づいた時には、すでに手遅れでした。

タイ当局がジョウさんを見つけた際、国境地点を違法に越えたきていたため、彼を拘束せざるを得ませんでした。

ジョウさんが拘束されていた地域は、カレン民主仏教軍(DKBA)の管理下にあり、世界中の被害者を狙ったオンライン詐欺の拠点となっていると言われています。
こうした犯罪ネットワークは、偽の求人で人々をだまし、詐欺行為に参加させることが多いと言われています。

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