バンコク・クロントゥーイで、密輸された冷凍鶏足230トンを押収。消費者の健康リスクに警告!

9月11日、タイ警察は、違法に密輸された冷凍鶏足を押収しました。
押収された総量は約23万キログラム、総額2,000万バーツ以上にのぼり、対象はバンコク・クロントゥーイ区のバンコク港税関内にある「ルンルアン・フローズン社」のコンテナでした。

同社は冷凍鶏足、豚肉、その他の輸入品を違法に密輸していたとの情報を得ており、今回コンテナを検査した結果、大量の違法品が発見されました。

当局はまず全ての商品を押収・差し押さえた上で、関係者に対する捜査を拡大し、「関税法に基づく制限逃れの虚偽申告」および「家畜伝染病法に基づく無許可輸入」の容疑で法的措置を進める予定です。

違法冷凍鶏足は、消費者に対して多方面で健康リスクをもたらす可能性があると言います。
畜産局による検査を受けていないため、鳥インフルエンザや消化器系疾患などの病原体に汚染されている恐れがあるほか、海外での生産過程で使用された化学物質や残留物が含まれる可能性があります。
また、適切な保存条件が整っていない場合が多く、温度管理が不十分なため食品の品質や安全性が著しく低下しているといいます。

そういった食材がバンコクにある一般の屋台や飲食店に卸され、知らず知らず口にしているのです。
安さには秘密あり!ですね。

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