- Home
- タイローカルニュース
- タイバーツ、対ドル4年ぶり高値で輸出・観光に打撃。円は1バーツ=4.63円に!
タイバーツ、対ドル4年ぶり高値で輸出・観光に打撃。円は1バーツ=4.63円に!
- 2025/9/10
- タイローカルニュース

カシコンリサーチセンター(KResearch)によると、タイ・バーツは9月9日に1ドル=31.58バーツと4年ぶりの高値を記録しました。
その後31.74まで軟化しましたが、年初から7.5%上昇しアジア最強クラスの通貨となっています。
米ドル安は、金価格の上昇、外国人投資家の国債買いが背景にあると言われています。
短期的には31.50に向かう可能性があり、突破すれば31.30が次の節目。ただし中央銀行が介入して過度なバーツ高を抑えるとみられています。
経済への影響
輸出:米ドル安によりバーツ高が進み、輸出収益が減少。例として、1,000万ドルの契約で2バーツの変動があると約2,000万バーツの損失となる。大企業はヘッジ可能だが中小企業は対応困難。
観光:外国人旅行者にとってタイ旅行が割高になり、訪問意欲や消費が減少。ライバル国(円安の日本やベトナム)が有利に。
農業:輸出依存度の高い米や畑作物が特に打撃。
ちなみにタイバーツの円相場では9月10日、1バーツ=4.63円となっています。
じりじり下がっているので、もうあまり変わらない気がするんですが、ネット界隈では大騒ぎしていましたね。